懐かしの水原写真展と紙の宝石書票展

kanazu362010-12-09

阿賀野市で「懐かしの水原写真展」と「紙の宝石書票展」が
開催されていると知り12月2日観てきた。
・懐かしの水原写真展(白鳥の里資料館)
 白鳥の里資料館は瓢湖の脇にある。
 12月2日の瓢湖の白鳥飛来数は4599羽。
 会場には昭和29年から昭和32年までの旧水原町の様子を写した懐かしい写真が展示されている。
 水原町には昭和43年4月から昭和46年3月までの3年間、若葉町の町営住宅に住んでいたので懐かしい思い出の町である。
 ・若葉町町営住宅建設:昭和29年 ・水原駅にSLが走る:昭和30年
 ・町民運動会(モッコ担ぎ競走):昭和30年 ・学校給食:昭和30年
 ・雪の季節はソリが主役:昭和30年 ・石屋根のある風景:昭和30年
 ・カヤ葺き屋根の家:昭和30年 ・キャンデー売り:昭和30年
 ・川戸は生活用水:昭和30年 ・下駄履きで登校:昭和32年 
 ・霊柩車もリヤカーだった:昭和32年 ・荷車で稲運び:昭和32年 
 ・水原の朝市:昭和32年
 などなど。
 懐かしい若葉町の町営住宅の写真も飾られており、42年ぶりに訪ねた。
 住んでいた町営住宅は既に取り壊され新しくなっていた。
 偶然に隣に住んでいた人に出会った。
 町営住宅は希望者に払い下げられたので新築し今でも同じ場所に住んでいると。
・紙の宝石書票展(ふるさと農業歴史資料館)
 ・書票とは
  自分の本の所有を表す「版画」で、蔵書印と同じ目的を持つ。
  普通は、蔵書の表紙裏に貼る。
 ・書票の歴史
  約160ねんほど前にドイツで始まったと伝えられる。
  本が高価で貴重品の時代で、所有を明確にするもので、デザインは家紋などが多かった。
  日本や中国は、画仙紙の技術が進んでおり、篆刻(判子)文化があった。
  明治の終り頃に、書票が日本に紹介されると、文人や画家などの間にたちまち流行した。
  日本の書票は、白黒が多いヨーロッパの書票と比べて、日本は浮世絵があり、多色刷り木版画が多い。
  元水原町職員の佐藤巌(67)さんが、約30年ほど前から収集をはじめ、現在約1000点を所有している。
  書票は「紙の宝石」と呼ばれている。
  会場には、コレクションの中から日本の書票を中心に約300点が展示されている。
1枚の懐かしい写真が、42年前の水原時代の生活を甦らせた。

あぁ!!この写真に思い出が (イラストを模写)