生き物たちの話題

kanazu362010-12-23

12月19日、北海道旭川市旭山動物園でペンギンが雪で
真っ白になった園内を行進する冬の風物詩「ペンギンの散歩」が
始まった。
環境庁は、富山県高岡市ではコブカクチョウから、鹿児島県の
出水市ではナベヅルから鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。
12月20日、新潟県五泉市の粟島公園で飼育中のインコ16羽が死んだ。
新潟県は、死因は法定伝染病のニューカッスル病と診断されたと発表した。
「珍鳥レンカク」「オサガメ」「絶滅種クニマス」「上高地ゲンジボタル」などの話題が新聞に。
・珍鳥レンカク
 インドや東南アジアなどに分布し、日本では確認例が少ない珍鳥「レンカク」が、先月新潟市西区佐潟で見つかった。
 レンカクは既に死んでいたいた。
 見つかったレンカクは、成鳥とみられ体長50センチ・体重200グラム前後。
 専門家によると、沖縄や九州など比較的暖かい地方で見つかる例はあるが、新潟県内で確認されたのは初めて。
・オサガメ
 12月3日、世界最大級のは虫類でウミガメの一種、オサガメの死骸が新潟県聖籠町網代浜に漂着しているのを付近の住民が発見した。
 オサガメは、全長約1.3m・体重89キロのメスで、5〜6歳とみられる。
 オサガメは甲羅を持たず、成長すると全長が最大で約3m・体重900キロにもなる。
・絶滅種「クニマス
 12月15日、かって秋田県田沢湖にのみ生息し、環境庁レッドリストで「絶滅種」に指定されている日本固有種の淡水魚「クニマス」が、山梨県富士河口湖町の西湖で生息していることが約70年ぶるに確認された。
 京都大学の中坊徹次教授は、「田沢湖で絶滅する5年ほど前に、放流のためにクニマスの卵が西湖や本栖湖や琵琶湖に運ばれた記録がある。この時の卵を元に繁殖を繰り返したのではないか」と。
・番外:上高地の「ゲンジボタル
 長野県のNPO「野生生物資料情報室」は12月11日、長野県松本市上高地で、本来は生息しないはずのゲンジボタルがここ10年で増殖し、人為的に外から持ち込まれた可能性が高いとの研究結果を発表した。
 研究によると、ホタルが増殖したのは上高地温泉近くの池周辺。
 2000年ごろに初めて目撃され、毎年6月下旬〜8月上旬に発生し、多い日は数100匹が見られるという。
・番外:クリスマスに参上海のトナカイこと「トナカイフグ」
 毎年、クリスマスにちなんで上越市立水族館に海のトナカイこと「トナカイフグ」が特別展示される。
 名前はコンゴウフグだが、頭のとげがトナカイの角に似ていることから「トナカイフグ」とも呼ばれる。
 南日本の海やインド洋に生息するハコフグの仲間で成長すると体長は40センチほどになる。
様々な生き物たちの話題が自然界から届く。
公園のインコがたくさん死んだよ (イラストを模写)