日本スキー発祥100周年とキャラクター「レルヒさん」

kanazu362010-12-26

昨25日、新潟県下に大雪警報が発令されスキー場には待望の
雪が降りスキー場は次々とオープンした。
気象台によると、25日午後8時現在の積雪量は魚沼市入広瀬
115センチ・十日町市で73センチ・上越市高田で42センチ。
12月17日からは新聞に、スキー場だよりも掲載された。
来年は、日本にスキーが伝来されから100周年となる。
日本スキー発祥の地・上越市高田の金谷山や新潟県では100周年を記念しイベントを開催する。
・日本スキー発祥の地の上越市高田金谷山
 金谷山スキー場は、1911年(明治44)にオーストリア・ハンガリー帝国(当時)のレルヒ少佐により日本に初めてスキーが伝えられた場所として知られている。
 国内初めてのスキー教室は1911年1月12日、場所は金谷山(145m)。
 歩兵58連隊のスキー研究員14人が最初の生徒。
 この時レルヒ少佐が教えたのは、杖(ストック)を一本だけ使うスキー術。
 滑降するスキーではなく、山を登るためや雪の上を安全に移動するための実用スキーだった。
 翌月には日本初のスキークラブ「高田スキー倶楽部」が発足。
 民間にも便利な移動手段としてのスキーが広まる契機となった。
・キャラクター「レルヒさん」の登場
 「レルヒさん」日本スキー発祥100周年のメインキャラクター。
 新潟県やスキーの魅力を伝えるため各地に出没する。
 レルヒさんは、1911年に新潟県高田町(現上越市)でスキー指導を行ったオーストリア・ハンガリー帝国の軍人「テオドール・フォン・レルヒ少佐」に由来している。
 レルヒ少佐だから「レルヒさん」という。
 10月23・24の両日開かれた日本最大のゆるキャラの祭典「ゆるキャラまつりin彦根」が初めて行われた。
 携帯Wedサイトからの人気投票「ゆるキャラグランプリ」でスキー発祥100周年キャラクター「レルヒさん」が15位に入った。
・スキー100周年大使の任命
 日本にスキーが伝わってから来年で100年になることを記念して12月17日、東京港区台場で記念イベントが開催され「スキー100周年大使」が任命された。
 大使には、猪谷千春氏・荻原健司氏・荻原次晴氏・三浦雄一郎氏・皆川賢太郎選手・上村愛子さんの6人が任命された。 
・新潟のスキー観光に一役の加藤清史郎君
 新潟県の統計によれば、新潟県のスキー客は、1992年度の約1600万人をピークに減り続け、昨年度は500万人を割った。
 NHK大河ドラマ天地人」の与六(兼続)が、雲洞庵で謙信や北高全祝和尚の前での挨拶の席で、「わしは、こんなとこに来とうはなかった!」と叫ぶ。
 この名セリフで与六こと加藤清史郎君は一躍茶の間のアイドルになりテレビコマーシャルにもひっぱりだこだ。
 この人気にあやかり新潟県上越市などではスキー観光をピーアールするため加藤清史郎君を、「にいがた雪遊び隊長」や「雪山応援隊長」に任命し、新潟県内各地のスキー場などのイベントに登場する。
 加藤清史郎君は、来年2011年2月12・13の両日、上越市大貫の金谷山などで開かれる「レルヒ祭」(実行委員会主催)のゲスト出演が決まった。
日本スキー発祥100周年でふるさとの金谷山が脚光を浴びる。
金谷山は、小・中・高校とスキー授業で滑った懐かしい山だ。

ふるさとの金谷山が脚光を浴びる (イラストを模写)