厳寒みる道と川と海の冬景色

kanazu362011-01-12

新潟市も昨11日の夜半から降りだした雪は12日の朝までに
10センチを超えた。
きょうスキー発祥100周年を迎える故郷高田にも雪が降った
だろうか。
成人の日10日朝の新潟市の最低気温は1.6度を記録した。
信濃川河畔の新潟市朱鷺メッセでは新潟市の成人式が開催された。
時折青空がのぞく天気に誘われ、厳寒の道と川と海の冬景色を見にドライブした。
・凍結の道
 明け方、外からバリバリバリとうい音が聞こえる。
 凍結した道路を車が走る音だ。
 袋小路から通りに出た。
 凍結のため車はのろのろ運転。
 日が射し雪が溶けはじめ黒いアスファルトが顔を出し二本のわだちの平行線はどこまでも続く。
・濁流が渦巻く信濃川
 上流で降った雨や雪で濁流が渦巻く信濃川
 川中の枯れ木で羽を休める十数羽のカワウ。
 増水で川が濁りカワウたちはきょうの魚とり(漁)はお休みか?
・荒波が押し寄せる日本海
 松尾芭蕉が“荒海や佐渡によこたう天の川”と読み、新潟の海は代名詞の荒海の呼ばれる。
 冬の海、沖から押し寄せる白い波が岩に砕けてものすごい音とともにしぶきが上がり波しぶきが海岸道路まで飛んでくる。
 日本海の荒波が、次から次へと海岸に押し寄せる。 
・番外:内野新川漁港で釣りを楽しむ人
 外海は時化で大荒れだが、防波堤に囲まれた内海の内野新川漁港は穏やか。
 内野新川漁港の冬恒例のミズダコ漁が最盛期を迎えている。
 港を訪れたが、おお時化で人影もなくきょうは漁も休み。
 内海では1人の人が防波堤で釣りを楽しんでいた。
 聞けば荒れた日は、魚が内海に避難してくるので釣りにはいい日なのだと。
厳冬の冬景色には、道も川も海も厳しさが漂う。

荒波が岩に砕ける (イラストを模写)