トキとトキの写真展

kanazu362011-02-28

春近し、2月25日の佐潟の白鳥飛来数は5羽と1桁台に。
2010年4月から新潟市西蒲区の仁箇堤に、2009年佐渡市
放鳥されたトキが2011年2月20日県北の関川村で確認
された。
関川村といえば、2008年9月の第1次放鳥トキが初めて日本海を越え新潟県関川村の田んぼに舞い降りたと当時話題となった。
放鳥トキも繁殖期を迎え頭や首が黒く色づいた写真が紙面を飾る。
・トキ
 ・放鳥トキも恋の季節
  1次から3次までに放鳥し野生復帰したトキは現在、佐渡で18羽、関川村で1羽、黒部市で1羽が確認されている。
  放鳥トキも恋の季節を迎え、頭や首が黒く色づき始め、雄雌の2羽が一緒に行動したり、求愛行動の一つで雄が雌の背中に乗る「擬交尾」をしたりと、繁殖に向けた行動が相次いで確認されている。
  本土に渡り富山県黒部市新潟市西蒲区の仁箇堤で単独行動していた雌のトキも繁殖期になり、ペアの相手を求めて移動を始めた。
  ・黒部市のトキは石川県の羽咋市へ移動しまた黒部へ戻る。
  ・新潟市西蒲区のトキは県北の関川村へ。
  今年こそ、自然界でトキの誕生が見られるか。
 ・トキ4次放鳥
  環境庁は2月25日、佐渡市で行うトキ4次放鳥は3月10日に開始すると発表した。
  春の放鳥は初めてで、放鳥は3次と同じ自然に飛び立つのを待つ「ソフトリリース」形式。
  放鳥するのは、0歳〜5歳の雄10羽と雌8羽の計18羽。
・トキの写真展(新潟市中央区:新潟中郵便局・2月22日)
 新潟市中央区の新潟中郵便局で新潟市西蒲区写真愛好家の人たちが撮った、トキの写真展が開催されている。
 ・新潟市里山に舞い降りて10ケ月(2010年4月から新潟市西蒲区の仁箇堤)
  写真愛好家の人たちは、仁箇堤にいる第2次放鳥18番のトキを親しみをこめ通称「ももえちゃん」と呼んでいる。
  ・朱鷺飛翔 ・初日のはばたき ・仲間のいる間に ・至福の時 ・水鏡
  ・降雪厳寒 ・田植えのころ ・仲間のいる間に ・トキのぬいぐるみ
  ・桃花鳥色の翼
など。
 ・朱鷺の春夏秋冬(写真家羽田正昭撮影)
  ・春:飛翔 ・夏:獲ったぞ!ザリガニゲット ・秋:稲穂とトキ
  ・冬:冬の水路で
・トキを追って
 放鳥トキを見ようと新聞記事を便りにトキを追った。
 ・関川村女川地区上野新(2008年12月5日)
  1次放鳥のトキが越後女川郵便局近くの田んぼにいると知り現地を訪ねたが1日違いでトキは新潟に移動した。
 ・新潟市西区新川の新川元橋(2009年10月21日)
  2次放鳥のトキが内野新川の河口に飛来のとのニュースで4回新川に通った。
4回目の挑戦で新川元橋からトキが羽を広げ大空を舞う姿をデジカメで撮った。
 ・新潟市西蒲区仁箇堤(2010年7月24日)
  7月24日の「放鳥トキ便り」に2次放鳥18番のトキが新潟市西蒲区にまだいると新聞に。
  トキを見に仁箇堤を訪れた。
  湖畔から池の中ほどにある林の木に止まっているトキを目撃した。
 ・新潟市西蒲区竹野町(2010年11月21日)
  3次放鳥の雄のトキが日本海を渡り新潟市西蒲区で飛来が確認されたと報道されたのが11月11日。
  トキを見に現地を訪れ竹野町の水田で餌をついばんでいる姿を目撃した。
・番外:放鳥コウノトリ6個の卵を確認
 2月26日兵庫県立コウノトリの郷公園は、豊岡市百合地の人工巣塔で、放鳥した特別天然記念物コウノトリなペアの卵6個を確認したと発表した。
 放鳥ペアの産卵は2006年以降6年連続で今年初となる。
放鳥トキも恋の季節
新潟市里山に舞い降りて10ケ月の通称「第2回放鳥通称ももえちゃん」は、また仁箇堤に舞い戻ってくるか。

放鳥トキも恋の季節 (イラストを模写)