大震災の被災者の心を癒し励ます鳥や 動物たち

kanazu362011-04-09

3月11日の「東日本大震災」から間もなく1カ月。
警察庁のまとめによれば、4月8日午後8時現在の被害者数は、
死者1万2787人・行方不明者1万4991人・避難状況
15万4234人。
被災者の心を癒し励ます鳥や動物たちの話題が新聞に。
・鳥
 ・4週間ぶりに救出された烏骨鶏(うこっけい)
  4月7日石巻市で、がらきに埋まっていた鳥小屋から烏骨鶏1羽が救出された。
  飼い主の藤間忠一(78)さんは、約4週間ぶりの再会に「生命力にたまげた」と。
 ・コウノトリのひな誕生
  4月6日兵庫県豊岡市は、市立ハチゴロウの戸島湿地に設立された人工巣塔で、放鳥した国の天然記念物コウノトリの卵がふ化し、3羽のひなが誕生したと発表した。
  同市によると、ひなの誕生が確認されたのは今年初めて。
 ・放鳥トキが産卵か
  4月7日環境庁は、佐渡市で巣を作った5歳雄と3歳雌の放鳥トキのペアが産卵した可能性が高いと発表した。
  島内で産卵したとみられるトキは3組となった。
  今年は自然界でトキのひなの誕生がみられるか。
 ・被災で休館中の水族館でペンギンの赤ちゃん誕生
  4月2日、津波で休館中の「マリンピア松島水族館」でペンギンの赤ちゃんが誕生した。
  2日の夕方飼育係が卵の様子を見に行くと、体長10センチほどのケープペンギンの赤ちゃんが、卵の下でうずくまっていた。
  動物園の人たちは、「よく頑張った。復興の象徴になってほしい」と。
・動物
 ・がれきで漂流の犬救出
  4月1日、宮城県気仙沼市沖約1.8キロの海上でがれきの上で漂流していた犬が発見され、津波から3週間後に第3管区海上保安本部所属の救難隊に救出された。
  4月4日、犬は名乗り出た飼い主の元に無事戻った。
 ・避難アザラシ赤ちゃん出産
  4月7日、東日本大震災で被災した水族館「アクアマリンふくしま」から千葉県鴨川市鴨川シーワールドに避難した6歳のゴマフアザラシ「クララ」が赤ちゃんを出産した。
  鴨川シーワールドの担当者は、「アクアマリンふくしまが再開し、赤ちゃんが無事に帰る日が一日も早く来ることを願っています」と。
 ・上野動物園でパンダの公開
  4月1日、東日本大震災で休園していた東京上野動物園が再開し、ジヤイアントパンダのつがい2頭(雄リーリー・雌シンシン)が一般公開された。
  4月10日まで被災者や原発避難者の入場は無料。
 ・リス園のオープン(加茂市:加茂山リス園)
  4月3日、冬季休業していた加茂市宮山の加茂山リス園がオープンした。
  園内には、シマリス約50匹が放し飼いされており、初日から多くの家族連れが訪れた。
・番外:千羽鶴の贈り物
 4月4日、避難所で生活する人たちを励まそうと加茂市の小学5年生が折った千羽鶴が、新潟市西区の西総合スポーチセンターに贈られた。
 千羽鶴には「少しでも役に立てたらうれしい。がんばって下さい」と被災者を励ます手紙のほか、新品んの折り紙、折り方が書かれた本も添えられている。
今日も大震災の被災者の心を癒し励ます鳥や動物たちの明るい話題が新聞に。

千羽鶴の贈り物に癒されて (イラストを模写)