加茂川の鯉のぼり流しと新津川の水仙

kanazu362011-04-11

3月11日の東日本大震災発生から今日で11日で1か月となる。
4月9日、東日本大震災で被災した福島県いわき市小名浜
桜の開花が発表された。
海岸からおよそ320メートルの地点にあるこの桜は、震災の際に
発生した津波で、根元から50〜60センチほどのところまで海水に漬かり花が咲くかどうか心配されていた。
昨年までの平年値より3日遅く、昨年より1日早い。
加茂市の加茂川で鯉のぼりが泳ぎ、新津市の新津川では水仙などが満開。
4月10日、加茂川の鯉のぼり流しと新津川の水仙を見てきた。
・加茂川の鯉のぼり
 加茂川の鯉のぼり流しは平成2年に、地元の商工会が中心になって始まった。
 加茂川の鯉のぼり流しも今年で22回目となり4月8日から始まった。
 加茂市の中心部を流れる加茂川に約500匹の色とりどりの鯉のぼりが春風に乗って
 大空を泳ぐ。
 場所は加茂川に架かる葵橋から上流の西宮橋までの約150mの間。
 川の両側に約80mのワイヤー8本が取り付けられ鯉のぼりが結ばれている。
 青い大空を泳ぐ鯉のぼりを見ていると唱歌“鯉のぼり“に歌われる「・・・高く泳ぐや、鯉のぼり」の歌詞が脳裏をよぎる。
・新津川の水仙
 新津市の街中を流れる新津川。
 市民有志でつくる「新津川に水仙を植える会」が、昨年秋流域の町内会などに呼びかけ、水仙の球根を植え付けした。
 新津市秋葉区日宝町の山先橋下流の右岸の約200mの河川敷が、約1万6000本の満開の水仙の白い花で彩られる。
 ひまわり橋のたもとには、「新津川をふるさとの川に」「スイセンに愛を」「スイセン」などの看板が立つ。
 同会では、今年の秋には対岸の堤防にも球根を植える予定だという。
 新津に新しい名所が誕生。
・加茂公園の雪椿
 雪椿は昭和41年に「新潟県の木」に指定され、加茂市の「市の花」にも指定されている。
 加茂市で4月3日から開催予定の「第45回雪椿まつり」は、東日本大震災長野県北部地震の影響を考慮し行事内容を変更して開催されている。
 10日加茂山公園の雪椿園を訪れた。
 例年なら公園内のあちこちに祭りを盛り上げる紅白の提灯がぶら提げられているのだが今年は見当たらない。。
 雪椿園にはユキツバキが約100種、1300本も植えられ赤・白の雪椿の花がちらほらと咲く。
 満開はもう少し先。
 公園内を歩くと園の一角に小林幸子さんのヒット曲「雪椿」の歌碑が建立されている。
 歌碑の周りには「雪椿原種」が植えられている。
 歌碑の前を立つと小林幸子さんの「・・・花は越後の 花は越後の雪椿」のメロデーが流れてくるような錯覚に。
・番外:加茂市商店街「ながいきストーリート」の川柳 
 加茂市の商店街の通称「ながいきストーリート」は、商店街の活性化を狙い毎年、春と秋に約1キロの商店街のアーケードの支柱に約500句の「ながいき川柳」を飾る。
 この春で21回目となる川柳のテーマは「花」。
 2月に募集した入賞作品が発表され4月1日から「ながいきストーリート」に展示されている。
 私も応募したので4月10日、ながいきストーリートを歩き入賞作品を見てきた。
 作品の中に私の「花の町 桜と紅葉と雪椿」も入賞として展示されていた。
春恒例の加茂川の鯉のぼり流しが始まった。
もうすぐ端午の節句だ。

あった私の川柳が (イラストを模写)