加茂山屋外彫刻と絵画展

kanazu362011-04-12

陽気に誘われ4月10日、久しぶりに加茂市の青梅神社と
御神木の翁杉を参拝し加茂公園を散策した。
公園内に設置されている屋外彫刻と三条市の歴史民俗産業
資料館で開催されている竹石保文氏の絵画を鑑賞した。
・加茂山屋外彫刻(彫刻の森
 加茂公園入口に「加茂山野外彫刻」と書かれた大きな看板を見つけた。
 公園内には、205点の応募から選ばれた16点の作品が展示さ「彫刻の森」として多くの人に親しまれている。
 彫刻の森は、平成3年6月に公園内の雪椿園周辺に設置された県内では初めての野外彫刻の森である。
 案内板で作品の位置を確認しながら16点の彫刻めぐりをした。
 ・宿借り ・雲 ・木霊の中で ・大樹間の円舞曲 ・嵐のしらべ ・風のフォルム
 ・光をあつめて ・森の詩 ・浮遊の型 ・早蕨 ・せせらぎの少女 ・転90−S
 ・イリュージョン ・楕円(電車ごっこ
 など。
 作品は石あり、ブロンズあり、ステンレスありと素材もさまざま。
 雪椿の緑の葉の中に彫刻が浮き立つ。
・竹石保文絵画展
 三条市歴史民俗産業資料館で、長年、三条市美術展の運営委員を務めた竹石保文氏の絵画展が開催されている。
 竹石氏は昭和3年(1928)生まれ。
 昭和21年に三条市の洋画家、大桃寛氏に師事し、昭和42年に日展入選。
 平成18年に死去。
 昭和56年(1981)から平成12年(2000)まで白陽会会長を務め、朱陽会の指導にあたった。
 会場には洋画23点が展示されている。
 ・花 ・あじさい ・海辺 ・秋晴れ ・笠島風景 ・黒姫高原 ・寝屋川漁港 ・岬
 ・妙高(秋) ・宿根木 ・残雪 ・五月晴れ ・魚を売る人 ・新緑のころ ・白馬
 など。
・番外:2009にいがた水と土の芸術祭作品「ヒエログリフ
 新潟市西蒲区の角田浜の浜辺に水と土の芸術祭で作られた浅葉克己さんの野外作品「ヒエログリフ」の石碑が設置されていた。
 今は浜辺から少し離れた小高い丘の広場に移設された。
 作品タイトルのヒエログリフは、古代エジプトの王の象形文字・聖刻文字・神聖文字とも呼ばれる。
 石碑の下部には「ラムセス2世」「ツタンカーメン」といった古代エジプトの王の名前と冥界神の名前が御影石に刻まれている。
春日を浴び彫刻の森を散歩しながら彫刻と雪椿を眺めるのも最高。

彫刻の森を散策 (イラストを模写)