水道週間に合わせ浄水場めぐり

kanazu362011-06-06

6月1日から始まった水道週間に合わせ各地で浄水場
一般開放されていたので孫と見学してきた。
燕市では旧配水塔を三条市では大崎浄水場の水道施設を国の
登録有形文化財の認定を目指し活動している。
浄水場めぐり
 ・新潟市戸頭浄水場新潟市南区戸頭・6月5日)
  戸頭浄水場は、1973年(昭和48)に建設され旧白根市・旧味方村全域が給水区域となっている。
  その後需要が増大し将来とも安定した供給を確保するため、1996年(平成8)に拡張工事を行い現在の施設規模になった。
  ・取水源:中ノ口川表流水 ・給水人口:4万3552人(平成23年3月末)
  ・供給世帯数:1万3597世帯(平成23年3月末) ・施設能力:1日3万6850立方メートル ・配水方式:ポンプ圧送方式
 ・三条市大崎浄水場三条市大崎・6月5日)
  大崎浄水場五十嵐川の伏流水を水源として1933年(昭和8)に建設された三条市内初の水道施。(総工費77万4684円27銭で竣工)
  薬品を使わず砂層でろ過する県内唯一の「緩速ろ過池」。
  浄水場敷地内には切り妻造りの赤い屋根が特徴的な木造の「事務所棟」・鉄筋コンクリート造りの「送水ポンプ室」など建設当初からの施設が並ぶ。
  背後にある要害山には、官舎に使われた木造の「旧番宅」や山頂からの標高差を利用して水を供給する「配水池」などがある。
  市ではことし1月に国の登録有形文化財に申請した。
 ・国の登録有形文化財長岡市旧中島浄水場長岡市水道町・6月5日)
  竣工:1926年(大正15)
  1901年(明治34)に長岡の上下水道の計画が始まり、信濃川の伏流水を原水とする中島浄水場が1926年(大正15)8月に完成した。 
  1926年に通水を開始した浄水場、老朽化により1993年11月に水道施設の役目を終えた。
  高さ45メートルの配水塔は1945年(昭和20)8月の大空襲にも耐え、中島浄水場が廃止された現在も市民から「水道タンク」と呼ばれ親しまれている。
  現在は水道公園として整備され「配水塔」「取水塔」「監視室」「ポンプ棟」「発電機室」「配水池への出入口」などが残っている。
  1998年に国の登録有形文化財の認定された。
燕市旧配水塔(燕市水道町・6月5日)
 大きなツタに覆われた配水塔は、新潟県燕市水道町に存在する構造物。
 配水塔は1969年に浄水場の移転に伴ない役目を終えたが、燕市のランドマーク(目印−記念塔)にもなっている。
 名称は燕市水道局浄水場(旧)配水塔。 
 ・建設年:1938年(昭和13) ・用途廃止:1969年(昭和44)
 ・構造:鉄筋コンクリート2層構造(塔の横断方向は円筒状に見えるが、断面は正八角形である)
 ・規格:全高30.0m ・幅10.4m。
 5階部分は、正八角形の給水タンク(205トン)を備える。
 市の調査によれば、保存には7718万円、解体には4966万円が必要。
 市では保存に向け、工事費約1億円をかけ今年7月から12月に大規模改修工事を行う。
 工事終了後に国の登録有形文化財に申請予定。
水道週間に合わせ孫と浄水場めぐりを楽しんだ。

孫と浄水場めぐり (イラストを模写)