のぼり旗・川柳・屋外アート展で街おこし

kanazu362011-06-07

各市町村では町の活性化を目指し、街おこしの取組みが活発だ。
村松町では「のぼり旗祭」で、加茂市では「川柳の展示」で、
新潟市松浜地区では「屋外アート展」で。
村松町の「のぼり旗祭」を6月4日見てきた。
・のぼり旗祭(五泉市村松地区・6月4日)
 旧村松町は、江戸時代初期より堀家3万石の城下町として栄えた。
 村松には、城跡と地名による城下町の名残とともに「幅旗」というものがある。
 端午の節句に、城下町にだけ許された風習で、幅旗を掲げて子供の成長と願った。
 城下町独特の、のぼり旗を掲げる伝統を受け継ごうと「のぼり旗祭実行委員会」が、平成15年(2003)に上町商店街で商店街活性化のために数本ののぼり旗が掲げられたのを機に、村松地区の4商店街全体に拡大し、今では子供の健やかな成長を願うイベントとして定着し初夏の風物詩となっている。
 今年も6月1日から「のぼり旗祭」が始まった。
 のぼり旗は、6mから9mで戦国武将の加藤清正や太閤秀吉や川中島の合戦に混じり堀家の家紋などが描かれた約60本ののぼり旗が初夏の風を受けなびく。
加茂市商店街「ながいきストーリート」に川柳の展示(加茂市駅前通り) 
 加茂市の商店街の通称「ながいきストーリート」は、商店街の活性化を狙い毎年、春と秋に約1キロの商店街のアーケードの支柱に約500句の「ながいき川柳」を飾る。
 今年の春で21回目となり川柳のテーマは「花」。
 2月に募集した入賞作品が発表され4月1日から「ながいきストーリート」に展示された。
 私も応募したので4月10日、ながいきストーリートを歩き入賞作品を見てきた。
 作品の中に私の「花の町 桜と紅葉と雪椿」も入賞として展示されていた。
 昨年春のテーマは「七福神」で、私の「太鼓腹 メタボ悩まぬ布袋様」も入選した。
 今年の秋のテーマーは・・・。
・松浜地区の屋外アート展(新潟市北区松浜)
 新潟市北区の松浜本町商店街が、東日本大震災の被災地への思いとともに松浜の「元気」を発信したいと今年9月4日から同18日まで屋外アート展を開催する。
 屋外アート展には県内外の芸術家が絵画や彫刻などの芸術作品を展示・販売し、売り上げの全てを義援金に充てる。
 のぼり旗や川柳やアートが街おこしに一役買う。

風になびく商店街ののぼり旗 (イラストを模写)