阿賀野市の観光スポットあやめと薬草とジュンサイ
入梅の6月は阿賀野市が輝く。
瓢湖のあやめや五頭薬用植物園の薬草やじゅんさい池の
ジュンサイを見に多くの人が阿賀野市を訪ねる。
6月13日、阿賀野市の一味違う観光スポットのあやめと薬草と
ジュンサイを見てきた。
・瓢湖あやめまつり(阿賀野市:瓢湖・6月13日)
第30回「瓢湖あやめまつり」が10日から始まった。
気温が25度を超え夏日となった6月13日瓢湖のあやめ園を訪れた。
白鳥で有名な瓢湖脇の1ヘクタールのあやめ園には、215品種約50万本のアヤメやハナショウブが咲き競う。
第16回「こいのぼり大作戦」も開催されており園内の周りに園児らの手作りの鯉のぼりや吹き流しが飾られ初夏の風になびく。
青、紫、黄、ピンク、白のアヤメやハナショウブの花も風に揺れる。
湖面では10数羽の白鳥が羽を休めている。
まだ咲き始めで見ごろは19日ころか。
・五頭薬用植物園の薬草(阿賀野市畑江:五頭薬用植物園・6月13日)
平日の五頭薬用植物園は訪れる人もなく閑散としている。
五頭山の麓にある五頭薬用植物園は、いこいの森の中の約13000平方メートルに
昭和59年にオープンした。
植物園は、新潟薬科大学付属薬用植物園五頭分園で入園は自由で無料。
入り口に「五頭薬用植物園」の看板が立ち、「五頭薬用植物園主要植物あんない」の
パンフと「五頭薬用植物園アンケート」用紙が置かれている。
自然のままに保たれた園内を遊歩道に沿って歩くといろんな薬用植物に出会える。
「千年の後まで残そう薬草園」と書かれた標柱も立つ。
園内に自生している薬用植物は約200種。
それぞれの薬用植物に名前入りの看板が立てられ、薬草に関する知識と薬草を利用したと健康づくりの説明文が書かれている
人影のない園内を薬草と看板の説明文を見ながら散策するのも楽しい。
・じゅんさい池のジュンサイ(阿賀野市村岡:じゅんさい池・6月13日)
毎年6月、丸太イカダに乗って「ジュンサイ摘み」が集落の年中行事になっている。
今年も6月9日に恒例の「ジュンサイ摘み」が行われた。
6月13日じゅんさい池を訪ねた。
池にはジュンサイが水面一面に繁茂し、その上を赤トンボやシオカラトンボが飛んでいる。
岸辺に丸太イカダが3隻浮んでいたが農家の人の姿はない。
農林水産省が平成22年3月、全国に約21万箇所ある「ため池」の中から「ため池百選」を選定した。
新潟県からは阿賀野市村岡地内にある「じゅんさい池(下野堤)」、上越市の「青野池」、「坊ヶ池」、「朝日池」の4箇所が選定された。
ため池百選に選ばれた阿賀野市村岡のじゅんさい池は、明治時代に築造された農業用のため池。
・名称 : じゅんさい池(下野堤) ・所在地 : 阿賀野市村岡地内
・築造年代 : 明治時代 ・使用目的 : 農業用水ため池
・管理者 : 村岡集落 ・形式 : 土堰堤
・水域長 : 180m ・水域幅 : 60m
池は浅いが水がきれいで水生植物が多く、トンボやメダカもたくさん生息する。
その名のとおり夏には水面一面にジュンサイが繁茂する。
毎年6月、丸太イカダに乗って「ジュンサイ摘み」が集落の年中行事になっている。
今年も6月9日に恒例の「ジュンサイ摘み」が行われた。
阿賀野市の一味違う観光スポットのあやめと薬草とジュンサイを見に阿賀野市をドライブした。
水面一面にジュンサイが (イラストを模写)