セイタカアワダチソウの駆除とラベンダーの花
海岸保安林は日本海からの飛砂や潮風による塩害を防ぐため
松などが植えられている。
新潟市西区にある海岸保安林は、新潟市8区の全体の3分の1
を占め258ヘクタールと最も広い。
この広い松林を守ろうと西区内には現在「海岸まつ林ボラの会」「入日の森の会」など7つのボランティア組織がある。
しかし、活動団体会員の高齢化が進み組織を解散する動きもみられる。
新潟市や区役所では、海岸保安林を守るため新たなボランティア組織の育成を目指す取組みが始まったと新聞に。
佐潟からセイタカアワダチソウを駆除する活動への参加呼びかけがあったので7月2日参加した。
・佐潟からセイタカアワダチソウの駆除
セイタカアワダチソウ北アメリカ原産で、日本では切り花用の観賞植物として導入された帰化植物(外来種)であり、ススキなどの在来種と競合する。
河原や空き地などに群生し、高さは1〜2.5m良く肥えた土地では3.5mくらいにもなる。
茎は、下の方ではほとんど枝分かれがなく、先の方で花を付ける枝を多数出す。
花期は秋で、濃黄色の小さな花を多く付ける。
佐潟の湿地帯ではヨシと競合しながらセイタカアワダチソウが成長する。
セイタカアワダチソウが勝つとヨシは枯れる。
ヨシが勝つた場所にはセイタカアワダチソウは繁茂していない。
セイタカアワダチソウの駆除に参加したのは主催者を含めわずか9人(男8・女1)で若者の姿はない。
1mくらいに伸びたセイタカアワダチソウの茎を引っ張り根ごと抜く。
抜いたセイタカアワダチソウはその場に積んで枯れるのを待つ。
約3時間の駆除で1人約千本を抜いた。
広い佐潟、9人の力では駆除した場所もほんのわずか・・・。
・ラベンダーの花を見て疲れを癒す(新潟市西蒲区岩室地区富岡:7月2日)
国道116号線富岡交差点を左折し加茂方向に約300m位進むとキッチンハウス・とみおかがある。
園内には「キッチンハウス・とみおか」にようこその看板が立つ。
キッチンハウス・とみおかの1000平方メートルほどの畑にラベンダー約200株が植えられている。
ラベンダー畑は、紫色のおわんを伏せたようなこんもりとした花山が続く。
経営者の農業川上敏子(62)さんは、10年前から友だちと花やラベンダーを植栽「人と人が交流できる場所を作ろう」と始めた。
ラベンダーの花は、今が満開で畑一面が紫色に染まる。
畑の周りにはアジサイの花も咲く。
佐潟でのセイタカアワダチソウの駆除で汗を流し富岡のラベンダー畑で疲れを癒した。
セイタカアワダチソウの駆除で汗を流す (イラストを模写)