旧小澤邸を見学し現代工芸新潟会展を 観賞

kanazu362011-07-07

平成14年に小澤家から新潟市に寄贈された新潟市文化財
小澤家住宅が7月2日から一般公開された。
一般公開された旧小澤邸を7月3日見学し、合わせって
現代工芸新潟会展を観賞した。
・旧小沢邸を見学(新潟市中央区・7月3日)
 平成14年(2002)に小澤家から新潟市に寄贈された建物は、平成18年(2006)8月24日に新潟市文化財に指定された。
 市は平成20年(2008)から約5億6000万円をかけて屋敷を整備した。
 新潟市文化財の旧小澤家住宅は江戸時代後期から新潟町で活躍した豪商。
 江戸時代後期には「小澤屋七助」という名で米穀商を営み、明治時代の初め回船経営に乗り出し、以後運送・倉庫業・回米問屋・地主経営・石油商と様々な事業に進出し新潟を代表する商家の一つとなった。
 ・建物
  上大川前通に面する敷地(約1600平方メートル)の中に、主屋・土蔵(道具蔵)などの建物(延床面積約860平方メートル)がある。
 ・庭園
  明治末期に、家財蔵・新座敷などの増築とあわせて築造されてと考えられる和風庭園(作庭者は不明)。
  庭には紀州石・御影石佐渡赤玉石など船によって運ばれた石材が数多く見られる。
  京都の陶工清水六兵衛作の陶製の灯籠も据えられている。
・現代工芸新潟会展を観賞(新潟市中央区:新潟歴史博物館・7月3日)
 会場には新潟県内在住作家の「陶磁」「七宝」「染織」「鋳金」「彫鍛」「金属」「紙」「革」「刺繍」「竹籐」「パッチワーク」「木葉」など会員と一般公募の作品67点が飾られている。
 地方会の一つである現代工芸新潟会も、昭和37年の結成以来49回目の開催となる。
 新聞に写真が掲載されていた、石山悦子さんの「七宝:広がるゆめ」・宮原のり子さんの「陶磁:奏」などを観賞した。
 作品の中で懐かしい阿賀野市の陶芸家渡部由春さんの名前を見つけた。
 渡部由春さん知ったのは昭和44年水原町に勤務していた頃、安田町で庵地焼の焼き物を製作していた。
 その後独立現在は「安田焼」の陶芸家として活躍され日展に入選するなどしている。
 渡部由春さんは「陶磁:流動」を出品していた。
真夏の1日、旧小澤邸を見学し現代工芸新潟会展を観賞してきた。
工芸家の作品は観る人の心を癒し和ます。
明治時代の新潟の豪商の屋敷を見る (イラストを模写)