オニバスとハスの花めぐり
東洋一とうたわれるふるさと上越市高田公園のハスの花が
咲き始めたと新聞に。
オニバスとハスの花に魅せられ、今年も花めぐりで福島潟の
オニバスと遊潟広場のハスと瓢湖のハスの花を見に出かけた。
・福島潟のオニバス(新潟市北区福島潟:オニバス自生池・7月17日)
オニバス(スイレン科)は、日本の水生植物の中で一番大きな約2mの葉をつける一年草。
現在全国で70カ所程度しか生息が確認されない希少な植物であり、福島潟が日本の自生の北限。
7月17日、オニバスの花を見に福島潟の南西部にある「オニバス自生池」を訪れた。
まだ咲き始めで花の数が少なく見ごろのピークはお盆ごろか。
オニバス自生池の脇に「北限のオニバス」と書かれた看板が立っている。
福島潟は、かつての舟の往来に支障をきたすほど潟一面にオニバスが生育したいました。
しかし、近年の干拓や水位の低下に伴って、昭和49年(1974)頃に絶滅したと思われていました。
ところが、昭和63年(1988)にこの場所にオニバスの生育が再発見され、分布が日本の北限であることから保護活動が始まりました。
平成3年(1991)から2カ年間、環境庁・新潟県の補助金を受けながらオニバス保護増殖事業が進められた結果、毎年生育させることができるようになりました。
また、平成3年(1991)にアムウェイ・ネーチャーセンターの助成により現在の池に整備されました(1994年7月・福島潟のオニバスを育成する会)と書かれている。
水の駅「ビュー福島潟」のメッセージボードにオニバス情報が書かれている。
・今年のオニバスの開花初認は7月10日
・7月16日の開花数は86輪
お盆ごろには500輪ほどの赤紫色の小さな花が咲き、最大約2mもある葉も見られるという。
花は早朝に開き午後にはしぼんでしまう。
・ハスの花
極楽浄土の象徴「ハスの花」。
ハスの花は早朝に咲き、夕方には閉じてしまうという。
・遊潟広場のハス(新潟市北区福島潟:遊潟広場・7月17日)
福島潟のほとりに、貴重な水生植物を観察できる「遊潟広場」がある。
広場には七つの池がある。
・チャンバラ池 ・テングルマ池 ・ドハ池 ・ヤンツ池 ・ガッチン池
・ザック池 ・ミズアブリ池
遊潟広場のテングルマ池・ドハ池・ヤンツ池・ガッチン池・ザック池に咲くハスの花は今が満開。
・瓢湖のハス(阿賀野市:瓢湖・7月17日)
白鳥の湖として有名な阿賀野市(旧水原町)の瓢湖。
瓢湖は、寛永16年(1639)用水池として完成。
当時の池の形が瓢箪に似ていたことから、「瓢湖」と呼ばれた。
ハスの花はまだ咲き始め。
お盆ごろに湖面一帯に咲くハスの花はみごと。
今年もオニバスとハスの花に魅せられ花めぐりに出かけた。
あぁ“オニバスの花”が咲いている (イラストを模写)