花を二度楽しむ

kanazu362011-09-12

きょう9月12日は十五夜
3月11日の東日本大震災から半年が経過した。
津波で浸水した岩手県陸前高田市米崎町の畑で、8月20日
ごろから咲き始めた約1千本のヒマワリの花が満開と新聞に。
9月に入り涼しさが戻りブラシノキトケイソウが二度目の花を咲かせている。
ブラシノキ
 ブラシノキはオーストラリア原産の常緑小高木。
 明治中期に日本に渡来し現在は観賞用に栽培される。
 開花期は5月から6月。
 5月下旬近くを散策して農家の畑で真っ赤な花を付けた満開のブラシノキを見つけた。
 9月上旬ブラシノキの前を通った。
 ブラシノキがまた満開の花を咲かせている。
 ブラシノキの花が二度も咲くとは・・・。
 インターネットで調べた。
 開花期は5月から6月だが秋に咲くことも珍しくないと。
 わが家の庭のブラシノキは5月下旬に咲いがまだ秋に咲いたことはない。
トケイソウ
 昨年近くの家に咲く珍しい花を見つけた。
 名前を聞くとトケイソウ
 花の形が時計の文字盤に似ているところから” トケイソウ”という名前が付けられてという。
 開花期は5月から9月で耐寒性が強く、関東地方以西では露地で越冬できる。
 トケイソウの花に魅せられ、市内の園芸店で見つけ一鉢買った。
 苗を鉢から出しモミジの木の根元に植え替えた。
 つるがもみじの木に絡み、6月も半ばを過ぎ、濃紫色の花が咲き始めた。
 9月に入り庭を見て驚いた。
 モミジの木に絡んだつるからトケイソウの花が二輪咲いている。
 よく見るとつぼみが7個も付いている。
 6月と9月の二度トケイソウの花を楽しめるとは。
・花と果球を楽しむクレマチス
 クレマチス(テッセン)は中国原産で、日本へは15世紀後半までに渡来していた。
 室町時代の「黒本節用集(くろほんせつようしゅう)」や「文明本(ぶんめいほん)節用集」に鉄線花の名で載る。
 開花期は春。
 ・花を楽しむ
  庭のサザンカの木につるが絡み薄紫のクレマチスの花がいくつも咲いている。
 ・果球を楽しむ
  クレマチスは花が終わると花は、黄金色の針金を丸めたようなゴルフボールくらいの大きさの果球になる。
  毎年クレマチスの花を見ていたが、果球には気がつかなかった。
 クレマチスは、花と果球の二度楽しめる。
ブラシノキトケイソウクレマチスは、二度も花を楽しむことができることを初めて知った。

秋にも咲いたブラシノキの花 (イラストを模写)