放流された錦鯉とその後
今年も「地域を流れる母なる川“西川“の浄化と環境整備」を
スローガンに西川の3か所で錦鯉1万2000匹が放流されると
知り須賀橋たもとでの放流を見学した。
・錦鯉を西川に放流(新潟市西区須賀:須賀橋・10月1日)
昨年に引き続き今年も10月1日、西川をきれいにする会主催の「第25回錦鯉放流」が、近くを流れる西川の3か所で行われた。
自宅近くの須賀橋会場での放流を見学した。
西川に旧山古志村の協力得て錦鯉の放流が始まったのが1987年(昭和62)。
2004年10月23日の中越地震やコイヘルプスの発生により西川の錦鯉放流が中断していたが昨年(2010)7年ぶりに復活した。
2006年9月30日には「西川をきれいにする会20周年記念」が盛大に開催された。
2010年9月25日、西川をきれいにする会(会長川口利雄)主催の「第24回錦鯉放流」が、旧山古志村の協力で7年ぶりに復活した。
放流会場である須賀橋の第3会場では、地域の坂井東小学校・新通小学校・坂井輪中学校の児童生徒など約100人が参加し、錦鯉の稚魚を放流した。
西川をきれいにする会が発足したのが1987年(昭和62)。
発足以来旧山古志村の協力で毎年西川に約1万5000匹の錦鯉を放流してきた。
・消えた錦鯉
放流された錦鯉はその後どうなったのだろうか?。
翌日(10月2日)、錦鯉が1万2000匹も放流されたばかりの西川沿いを歩いた。
残念ながら錦鯉の姿は見られない。
西川の川沿いには、
・西川をみんなできれいにしましょう。
・ここは錦鯉の餌つけ場所です。
の看板などが立つ。
1987年(昭和62)の西川をきれいにする会が発足以来、西川には旧山古志村の協力で毎年約1万5000匹(多いときは2万匹)の錦鯉が放流されてきた。
放流数をトータルにすると数十万匹になる。
地元坂井輪の人たちからは「西川を赤・白模様の錦鯉の泳ぐ姿を見たことがない」と。
古老によれば「坂井輪の七不思議だ」という。
釣り人は、釣れるのはフナやブラックバスなどばかり。
しかし、上流の保古木辺りに行くと錦鯉の姿を見ることがあると。
放流された錦鯉はどこに消えたのか・・・。
錦鯉の放流場所に「ブラックバスの放流はやめようよ。キケンな魚」などと子どもたちが書いたポスターが掲示されている。
西川に清流が戻り放流された錦鯉の泳ぐ姿を見れるのはいつのことか
錦鯉の姿は・・・ (イラストを模写)