道路交通量調査と新潟県内を走る国道の制限速度引き上げ
秋の交通安全運動も終わった。
きょう10月15日から新潟市の郊外を走る国道7号線の新潟・
新新バイパスの制限速度が70キロに引き上げられた。
新潟県を走る国道の話題が新聞に。
・一般道路の交通量調査
国土交通省が9月30日、2010年度の一般道路の平日昼間交通量(12時間)を公表した。
路線名(地点)と台数のベスト10を見ると、
1位:国道16号(横浜市)、10万4846台 2位:国道8号(新潟市)、9万6952台
3位:国道423号(大阪市)、9万3860台
と続き、7位に国道7号(新潟市東区)、7万1226台。
ベスト10に新潟県内の2路線が入っている。
2005年度の調査でも国道8号(新潟市)は2位だったが、前回調査より約8000台減。
国道7号(新潟市)は前回5位、今回は7位で約1万9700台減。
1時間当たりの交通量でみると、国道8号(新潟市)は通勤時間帯の午前7時台で9806台で全国1位。
国道7号(新潟市東区)も通勤時間帯の午前7時台で7263台で全国7位。
調査はおおむね5年に一度行われており、今回は昨年9月から10月に全国一斉で実施された。
・国道の制限速度引き上げ
10月3日新潟県警は、新潟バイパス・新新バイパスの黒埼インターチェンジ(IC)―三賀橋(新発田ICから新潟方面に0.7キロ地点)間約28.5キロの制限速度を10月15日から10キロ引き上げ70キロにすると発表した。
・同区間は交通量が多く時折渋滞も発生していたころからスピードアップによって車の流れの円滑化を図るため
・もともと道路の設計速度も80キロに設計されている
などから制限速度を引き上げても安全が確保できると判断した。
新潟バイパスに接続する新潟市の新潟西バイパスでは、2007年4月2日から既に小新―曽和IC間の制限速度が80キロとなっている。
・番外:ご当地ナンバーの拡大
国土交通省が10月12日、自動車のナンバープレートの表示内容や形状の見直しを議論する有識者会合の初会合を開き、自治体が希望する地名で表示する「ご当地ナンバー」の拡大に向けて検討を始めた。
自治体からは、観光振興に役立てようと、
・世界文化遺産に登録された「平泉」(岩手県) ・「奄美」(鹿児島県)
・「伊勢志摩」(三重県) ・「前橋」(群馬県)
などの追加を求める声があがっており、2011年度末にも方針をまとめる。
2006年に導入された「ご当地ナンバー」の対象要件は、
・登録台数が10万台超 ・複数の市町村で構成する一定のまとまりのあるエリアー
など。
現在「会津」(福島県) ・「富士山」(山梨、静岡両県)など19地域で「ご当地ナンバー」が使用されている。
旧一級国道と呼ばれ一桁、二桁台の国道は、全国に58本しかなく主要道路である。
全国に58本ある一級国道のうち新潟県を走る国道は「7号」「8号」「17号」「18号」「49号」の5本。
国道7号線の新潟バイパスの制限速度が60キロから70キロに引き上げられた。
制限速度の引き上げが交通渋滞解消となるか?。
まずは安全運転を・・・。
制限速度引き上げられたよ!! (イラストを模写)