海や川などで活躍する子どもたち

kanazu362011-10-19

海・川・山などは子どもたちにとってもう一人の先生と新聞に。
海と川などで活躍する子どもたちの話題が新聞に出ていた。
海では防波堤に海の生物の絵を描き、川や外堀に錦鯉を放流。
また、住民が海岸に漂着したクジラの肉を売り歩き校舎を再建
した話なども紹介されていた。
・防波堤に海の生物の絵を描く(新潟市西蒲区:巻漁港・10月7日)
 新潟市西蒲区の越前小学校の児童約30人が地元巻漁港の防波堤に海の生物の絵を描いた。
 海に向かって左側のの防波堤に「地域の人とつくろうきれいな海!! 2011角田地区コミ協・越前小」と大きな文字が書かれ、そにまわり約30mにわたり海の生物、タイ・カニ・カメなどの絵を描いた。
 港を挟んで右側の防波堤にも2002年と2009年に絵を描いている。
 浜辺に立つと防波堤の両側に越前小学校の児童が描いた素晴らしい海の生物たちの絵を見ることができる。
・錦鯉を放流
 ・西川に錦鯉を放流(新潟市西区須賀:須賀橋・10月1日)
  昨年に引き続き今年も10月1日、西川をきれいにする会主催の「第25回錦鯉放流」が、近くを流れる西川の3か所で行われた。
  西川に旧山古志村の協力得て錦鯉の放流が始まったのが1987年(昭和62)。
  2004年10月23日の中越地震やコイヘルプスの発生により西川の錦鯉放流が中断していたが昨年(2010)7年ぶりに復活した。
  放流会場である須賀橋の第3会場では、地域の坂井東小学校・新通小学校・坂井輪中学校の児童生徒など約100人が参加し、錦鯉の稚魚を放流した。
  発足以来旧山古志村の協力で毎年西川に約1万5000匹の錦鯉が放流されたが残念ながらまだ西川で錦鯉の泳ぐ姿を見たことがない。
 ・笹川邸の外堀に錦鯉を放流(新潟市南区味方:笹川邸・10月8日)
  10月4日、味方小学校4年生約30人が新潟市南区味方の国指定重要文化財「笹川邸」の外堀に錦鯉の稚魚約千匹を放流した。
  錦鯉は、地元の人が育てたもので昨年から放流しており今年が2回目。
  10月8日笹川邸を訪れると正面玄関入り口左右の外堀に錦鯉の稚魚が元気に泳いでいた。
・住民が海岸に漂着したクジラの肉を売り歩き校舎を再建
 旧柿崎村(現上越市柿崎区)で100年前、住民が海岸に漂着したクジラの肉を売って校舎建設費の借金返済に充てた話が紹介されていた。
 柿崎村の上下浜小学校(1874年:明治7年創立)は、1909年(明治42)強風により校舎が全壊した。
 当時の柿崎村は多額の借金をして校舎を再建した。
 1912年(明治45)春に同校近くの三ツ屋浜に巨大なナガスクジラが流れ着いた。
 住民たちはクジラの肉を長野県境や東頚城の村々に売り歩き、売り上の全額を借金返済にと寄付した。
 同校では海からの贈りものの、海岸に漂着したクジラの肉を住民が売り校舎を再建した話を地域の誇る歴史として後世に語り継ごうと新しいさまざまな企画を発表している。
浜辺に立つと防波堤の両側に描かれた素晴らしい絵に癒され心が和む。
浜辺に立つと・・・ (イラストを模写)