虫歯予防と口臭ケア

kanazu362011-10-29

虫歯予防に取り組む新潟県歯科医師会などが主催する
平成23年度「新潟県よい歯の学校・園運動」に県下の保育園や
小中学校など1207校が参加した。
優秀校・優良校・努力校などの表彰式が下越地区(10月18日)・
中越地区(10月26日)・上越地区(10月27日)で行われた。
「8020運動」達成を目指し、毎月歯科医院で定期健診を受けている。
歯科クリニックで虫歯予防と口臭ケアの指導を受けた。
・虫歯予防
 “痛っ!!くなる前に・・・”のポスターが歯科クリニックの受付に貼られている。
 虫歯治療の初診療は、カルテを見ると平成元年2月13日から。
 それ以後毎月1回の定期検診は欠かさない。
 70歳の私の残存歯数は26本で2本が抜歯されただけだ。
 毎月の定期検診を続け規則正しい歯磨きなどを続ければ、80歳で永久歯を20本残そうという「8020運動」は、クリアできると先生はいう。
・口臭ケア(舌苔の除去)
 ・舌磨き
  舌の衛生を考える「舌苔の除去」の話を聞いた。
  口腔内には数百種類の、5千億個以上の細菌が存在し、うち3分の2は舌にいる。
  それらの菌が及ぼす影響は、歯のトラブルだけでなく、呼吸器炎症や心臓疾患、脳疾患、感染症などを引き起こしかねない。
  それを防ぐには、舌も磨き、口腔内を清潔に保つことが有効だと。
  おもしろい話で舌磨きを説明してくれた。
  「口の中を調理に例えると、歯は『包丁』、舌は『まな板』。調理後、包丁だけ洗って、まな板を洗わない人はいない。同様に、口の中で一番汚れていて菌の温床にている舌を洗わないと、歯を磨いてもすぐに菌が付着し、歯磨き効果が半減する。」と舌磨きの必要性を強調した。
  舌磨きは、
  ・1日1回が原則 ・朝の歯みがき前に歯磨き剤なしで行う
  ・できるだけ軽い力で清掃する ・数回清掃したら、流水でブラシを洗浄する
  1日1〜2回で充分効果があり、1回であれば、朝の歯磨き時に歯ブラシ磨きに先立っ行った方が行いやすい。(喫煙者は1日3〜4回)
 ・口臭の予防(口腔内を清潔にすることがポイント)
  ・歯周病や虫歯の予防
  ・歯ブラシやデンタルフロス
  ・歯間ブラシによる毎日のケア
  ・健康なピンク色をして引き締まっているかなどを鏡で確認
  ・歯科医で定期的に受け専門的な清掃や歯石の除去
 ・舌苔という舌の汚れの清掃
  舌を鏡で見ると、白や淡黄色のものが付着している場合がる。これが舌苔。
  舌苔は、うがいでは取り除くことができない
  舌ブラシと呼ばれる専用の道具や柔らかい歯ブラシで、付着量が多い朝の起床直後に清掃する
・口臭の予防
 定期的な健診と専門的なケアで口臭は予防できる。
 市販の口臭予防製品の効果は、
 「香料、殺菌剤、消臭剤などを含む洗口剤や、歯磨き剤、ガムなどが市販されているが、口臭を直接防止する作用は弱く、においを隠す効果や精神的に安心させる効果の方が大きいと考えられるが、口臭発生の原因を除去した上での使用なら意味がある。
80歳まであと10年。
「8020運動」達成を目指し、「舌磨き」「歯間ブラシ」「電動はブラシで歯磨き」「洗口液」などを使い虫歯予防と口臭ケア対策に努めている。
大きく口を開けて (イラストを模写)