スキー場に若者を呼び込もう

kanazu362011-12-23

12月23日から、日本の上空にはこの冬一番の非常に強い
寒気が流れ込み日本列島はクリスマス寒波に。
地方紙新潟日報に12月16日から新潟県内の「スキー場だより」
が掲載されている。
寒波の襲来で新潟県内のスキー場も次々にオープンし多くの人がスキーを楽しむ。
・スキーブームの衰退
 1987年に公開された映画「私をスキーに連れてって」を契機として全国的にスキーのブームが起こった。
 レジャー白書によれば、最盛期であった1993年には1860万人にまで増加した。
 1993年の1860万人をピークに減少に転じ、2001年1080万・2003年760万と800万人を割るなど約10年で、ピーク時の3分の1にまで減少し、それに伴いスキー場も約2割減少した。
 2005年には750万に。
 新潟県のスキー場入り込み客数は、1992年度の1597万人をピークに減少に転じ、1998年1073万・2000年939万と1000万人を割り、2005年595万人・2008年500万人・2009年492万人と10年前に比べて半減、現在は500万人を割る。
・スキー場に若者を呼び込もう(19歳若者はリフトが無料に)
 リクルートは11月7日、スキー場に若者を呼び込もうと、2011年4月2日〜2012年4月1日に19歳の誕生日を迎えた人を対象に、全国85のスキー場で今シーズンのリフト券を無料にするキャンペンの公式サイトで会員登録を始めた。
 題して「雪マジ!19−SNOW MAGIC−」。
 公式サイトで登録後に返信される会員証を保存した携帯電話か多機能携帯電話(スマートフォン)と、顔写真付き身分証明書を提示すれば、何度でも無料になる。
 新潟県内の「雪マジ!19−SNOW MAGIC−」参加したスキー場は6箇所。
 ・池の平温泉スキー場 ・まつだいファミリースキー
 ・六日町スキーリゾート ・シャルマン火打スキー場
 ・松之山温泉スキー場 ・湯沢中里スキー場
・苗場スキー場が開業50周年
 全国でも有数の集客力を誇る苗場スキー場(新潟県湯沢町)。
 きょう12月23日開業50周年を迎え記念イベントが開催される。
 1973年には日本で初めてとなるスキーワールドカップ(W杯)を開催した。
 新潟県内最多を誇る湯沢町のスキー客数は、1992年度の約818万人をピークに減り続けている。
 昨2010年度は210万人とバブル期以降最低を更新した。
 苗場スキー場もその流れに逆らえず、1993年度の約300万人から徐々に減り始め、昨2010年度は約84万人と100万の大台を割った。
スキー場に若者を呼び込もうと、19歳の誕生日を迎えた人を対象にリフト券を無料にする「雪マジ!19−SNOW MAGIC−」キャンペンが実施されている。
19歳若者へのリフト無料キャンペーンが、スキー場に若者を呼び込む起爆剤となるか。
スキーに行こうよ  (イラストを模写)