巷の話題ビールと酒
1月17日、ビール大手5社の2011年のビール類の出荷量が
発表されビールが初の半数割れ。
新潟県内の酒の話題などを新聞から拾った。
・2011年のビール類出荷量
1月17日ビール大手5社が2011年の発泡酒「第三のビール」を含むビール類の出荷量を発表した。
ビール類の出荷量は前年3.7%減の4億4238万ケース(1ケースは大瓶20本)と7年連続で過去最低を更新した。
内訳では、ビ−ルが4.1%減の2億2103万ケース(全体の49.96%)、第三のビールは1.8%増の1億5334万ケース、発泡酒は12.9%減の6802万ケースで、初めてビールが半数割れとなった。
・新潟県内の酒造りの水くみ
・五泉市で「寒九の水くみ」
1月14日、五泉市の冬の風物詩「寒九の水くみ」が、越後泉山会の主催で菅名岳(909m)の中腹で行われた。
ことしで21回目となる恒例の行事は、昨年7月の記録的豪雨で登山道が大きな被害を受けたため、一般募集を中止し、主催者側の約70人で行われた。
寒九の水くみは、寒の入りから九日目のもっとも水が澄むという日に行われる行事。
・佐渡市赤泊で「鰐(わに)清水くみ」
1月23日佐渡北雪会主催で、佐渡市赤泊の標高400mの地点にある「鰐清水」で新酒に使う清水の水くみが初めて行われた。
・村上市で「鰈(かれい)山清水くみ」
2月5日村上市の大毎集落で、スノーモービルに乗って名水「鰈山清水くみ」が行われる。
大毎集落は、鰈山清水や吉祥清水も湧き出ており名水の里として知られている。
鰈山清水は稲作や飲料水に使われて、中でも寒の季節に湧き出る「寒九の水」は最良の清水とされる。
・コシヒカリの糀(こうじ)で甘酒造り
新潟市中央区古町の「古町糀製造所」が、新潟産のコシヒカリの糀を使った甘酒を販売している。
古町糀製造所が、2月から東京都内2カ所でコシヒカリの糀を使った甘酒を販売する店をオープンする。
甘酒は大きくわけて2種類ある。
・酒粕と砂糖を加えたもの
・米と糀だけで甘さを表現し、アルコール分を含まないもの
古町糀製造所の甘酒は、新潟の味噌蔵・酒蔵に協力を得て米と糀だけで甘さを表現し、アルコール分を含まない甘酒を製造している。
・カクラナンバン焼酎の発売
かぐらなんばんの名前の由来は、新潟県古志郡山古志村(現長岡市)で栽培されるきわめて独特な南蛮(とうがらし)。
肉厚、大型で、さわやかな辛味が身上で、ゴツゴツとした外観が神楽面に似ていることから「かぐらなんばん」と呼ばれるようになった。
NPO法人「よしたー山古志」では、長岡市内の酒造会社に開発を以来、コシヒカリの焼酎にカクラナンバンを漬け込んでカクラナンバン焼酎を完成させ発売している。
・「にいがた酒の陣2012」の開催
新潟淡麗にいがた酒の陣実行委員会主催の「にいがた酒の陣2012」が3月17・18日の両日新潟市の朱鷺メッセで2年ぶりに開催される。
昨年は開幕直前に東日本大震災が起き中止となった。
にいがた酒の陣には、新潟県内90蔵元自慢の地酒約500種類が会場に出品され、飲み比べを楽しめる。
今年話題のイベントは、2011年3月18日から開催当日までに20歳になった新成人に限り500円で2日間飲み放題できること。
巷のビールや酒の話題を酒の肴に今晩も熱燗を・・・。
今晩も熱燗を・・・ (イラストを模写)