冬の風物詩ミズダコとアンコウとトウ   ガラシ

kanazu362012-02-01

1月も終わり今日から2月。
日本列島は寒気の影響で大雪だ。
1月30日新潟地方気象台は、2月2日にかけて非常に強い
寒気が入り込む恐れがあるとして大雪に関する気象情報を
発表した。
1月31日午後9時現在のの積雪は、妙高市(関山)323センチ・津南町3258センチ・十日町市273センチ・新潟市中央区24センチなどなど。 
故郷高田では165センチに達し2月3日から5日までの間町内一斉雪下ろしが行われる。
「謹んで大雪のお見舞いを申し上げます」の広告が紙面に。
巷に冬の風物詩ミズダコとアンコウとトウガラシの話題が。
ミズダコ漁を見に1月は3回も新潟市の新川漁港に出かけた。
・ミズダコ漁
 冬の風物詩新川漁港の名物ミズダコ漁が昨年12月から始まった。
 ミズダコ漁の水揚げを見ようと1月20・21・29日の3回新川漁港に出かけた。
 20日は波浪注意報が出ており漁は中止。
 浜で出漁の準備をしていた漁師が「明日漁に出るので午前9時半ころ来なさい」と。
 21日午前9時に漁港へ。
 9時半に船が漁から戻って来た。
 今年は不漁とか。
 それでもきょうはミズダコが3匹獲れたと。
 獲れたミズダコは、新潟の国道402号線の五十嵐街道の指定場所で大釜までゆであげる。
 29日は朝から青空がのぞき期待を込めて浜に向かったが、昨夜から波浪注意報が出ており漁は中止。
あんこうのつるし切り
 糸魚川市の冬の味覚を代表するアンコウを味わいう「日本海糸魚川荒波あんこう祭り」が、1月20日、JR糸魚川駅前の特設会場で開催された。
 会場では、あんこうのつるし切が行われた。
 つるし切りの実演には、約25キロのあんこうが準備された。
 実演終了後には、あんこう汁が1杯500円で100食販売された。
 あんこう祭りは、1月29日にマリンドリーム能生でも行われ、2月5日は親不知ピアパークでも開催される。
・トウガラシの雪さらし
 大寒の日に始まる冬の風物詩「かんずり」の原料となるトウガラシの雪さらし作業が、今年も大寒の日の1月21日妙高市西条で始まった。
 大きな赤い実が宙を舞い、白一色の雪原は鮮やかな赤色に染まる。
 雪さらしは、塩漬けされたトウガラシのあくを抜き、繊維を軟らかくし甘みを出す作業。
 4日ほどさらし、麹(こうじ)やユズを混ぜて発酵させ、3年寝かせて市特産の香辛料「かんずり」を作る。
・番外:クジラ学校の生徒がクジラ汁作りに挑戦
 上越市柿崎地区の上下浜小学校は、地域の人から「クジラ学校」という愛称で呼ばれる。
 「クジラ学校」という愛称の由来は、100年前住民が海岸に漂着したクジラの肉を売って校舎建設費の借金返済に充てた話が伝わることから。
 上下浜小学校では、地域の歴史を学ぶ学習の一環として1月19日5年生15人が、全児童や保護者ら160人分のクジタ汁作りに挑戦した。
 柿崎村の上下浜小学校(1874年:明治7年創立)は、1909年(明治42)強風により校舎が全壊した。
 当時の柿崎村は子供たちのために多額の借金をして校舎を再建した。
 1912年(明治45)春に同校近くの三ツ屋浜に巨大なナガスクジラが流れ着いた。
 住民たちはこのクジラの肉を長野県境や東頚城の村々に売り歩き、売り上の全額を借金返済にと寄付した。
1月30日新潟地方気象台は、2月2日にかけて非常に強い寒気が入り込む恐れがあるとして大雪に関する気象情報を発表した。
新潟県内はきょうも雪が降る。
大雪にも負けず、巷から冬の風物詩のミズダコやアンコウやトウガラシの話題が届く。
クジラ学校の生徒は (イラストを模写)