節分に登場するの鬼の色と「柳都の華」展
きょう2月3日は節分で明日は立春。
2月1日、日本気象協会は全国のソメイヨシノの開花予想を発表
した。
新潟市の開花予想は平年よりやや遅めの4月11日。
三条市の本成寺の鬼踊りが節分前の一月29日、新潟市西区の新潟ふるさと村で披露された。
節分の鬼踊り登場する鬼。
鬼の色が鬼の心を表していることを初めて知った。
1月28日新潟市中央区で開催されていた「柳都の華」展を見てきた。
・本成寺の節分に登場する鬼の色と鬼の心
節分には「豆まき」を行う。
豆まきはもともと平安時代の宮中行事の一つで、後年各地の寺社、そして民間へと広まった。
「豆まき」は中国から伝わったとされ、豆は「魔滅(まめ)」に通じることから、無病息災や厄払いを祈る意味があるといわれる。
1月29日、新潟市西区の新潟ふるさと村で法華宗総本山本成寺(三条市)の節分の恒例の鬼踊りが行われ「赤鬼」「青鬼」「黄鬼」「緑鬼」「黒鬼」が登場、ほかに「三途川婆(そうずかば)」が登場した。
鬼踊りは、室町時代の後期に、僧侶と本成寺村の人々が、農作物を狙う夜盗を追い払ったとの故事に由来して、節分の行事として行っているもの。
節分に登場する5色の鬼の色には意味があり、鬼の心を色で表しているとか。
・赤鬼:人間のすべての悪い心
・青鬼:貧相でよく深い心
・黄鬼:愚痴や甘えの心
・緑鬼:おごりたかぶりの心
・黒鬼:疑いの心
・三途川婆:強欲なねたみの心
三途川婆とは、三途(さんず)の川辺で、亡者の衣服をはぎ取るという老女
・「柳都の華」展
新潟花街と芸妓たちにまつわる品々を集めた「柳都の華」展が新潟市中央区のギャラリー蔵織で開催されている。
会場のギャラリー蔵織は、新潟芸妓の美妓として知られる庄内屋しんさんが晩年を過ごした築100年の古民家の蔵などを改装したもの。
会場には、
・明治時代の新潟の地図
・明治初期の写真の姿をもとに豊原国周(くにちか)が描いた新潟芸妓錦絵
・新潟芸娼見立取り組み番付(明治24年) ・新潟より善光寺まいりすご六(江戸末期)
・日本周遊すご六(明治29年)
など。
ほかに新潟県摂田屋吉澤仁太郎薬房の「機那サフラン酒」と「銃印葡萄酒」の広告ポスターが飾られていた。
鬼の色で鬼の心がわかるとか。
人間を鬼の色に当てはめると、どんな色でどんな心になるのだろうか・・・。
今年の恵方は「北北西」。
節分に「北北西」に向かって恵方巻を食べると縁起がよいとされる。
さあ「北北西」に向かって恵方巻を食べ、厄をはらい福を呼ぼう。
エェ!!色で鬼の心が (イラストを模写)