新潟市西消防署新庁舎の見学と冬の 火災予防
日本列島は冬型の気圧配置が続き、気温が低く大雪となって
いる。
気温は連日氷点下で、各地でストーブなどから失火する火災が
相次いでいる。
2月4日、新潟市西消防署新庁舎の完成を記念し新庁舎の一般見学会が開催されたので見学してきた。
・新潟市西消防署新庁舎の見学
平成19年4月1日政令指定都市移行に伴い区制がしかれ、各区に消防署を設置することとなった。
新潟市西区の安心安全を守る防災の拠点施設である「西消防署」の新庁舎が平成24年1月末に完成した。
これを記念し新庁舎の一般見学会が開催された。
庁舎入口には「消防車のミニチュア」や「ロープの結束法」などが陳列されており、見学者に「新潟市西消防署の庁舎ご案内」と「冬本番!暖房器具の取り扱い注意!」のパンフが配られた。
親子連れの多くの人たちが消防職員から説明を受け、子どもたちは消防車や救急車に乗るなどして記念写真を撮っていた。
・冬の火災予防
庁舎入口には平成24年2月2日現在の新潟市の火災発生件数は13件で西署管内は5件と書かれていた。
昨平成23年の火災発生件数は、新潟市内156件(うち西区:31件)。
今年は節電意識の高まりで石油ストーブの火災が多い。
消防署では市民に「暖房器具の取り扱い注意」を呼びかけている。
・使用方法の再確認! ・点火したまま給油しない!
・カートリッジタンクのキャップはしっかり閉める! ・ガソリンの誤給油!
・ストーブ上に洗濯物を干さない! ・ストーブの近くに物を置かない!
・外出や就寝前の消し忘れ! ・すすほこりの点検と掃除!
など。
・住宅用火災警報器の設置(西区の設置率は80.1%)
今年6月1日から寝室にも住宅用火災警報器の設置が義務付けられる。
寝室が2階にある場合は階段にも住宅用火災警報器の設置が義務付けられる。
新潟市西区の住宅用火災警報器の設置率は80.1%。
・番外:新潟市西区の中野小屋消防分団では「無火災2000日」達成
新潟市西区消防団西方面隊には、坂井輪・内野・赤塚・中野小屋・黒埼の5分団がある。
中野小屋消防分団では、昨年12月11日に「無火災2000日」を達成した。
立春を過ぎたがまだまだ寒い日が続く。
今年は平成18年に匹敵する豪雪となっている。
新潟市中央区の積雪は、2月4日午前10時現在42センチと大雪。
消防署では「火災が増える冬場、特に火の元には注意してほしい」と各家庭に火の用心を呼びかけている。
火の用心だよ (イラストを模写)