古里雪国高田から懐かしい冬の便り

kanazu362012-02-07

日本列島は冬型の気圧配置の影響で寒さが続き大雪となって
いる。
古里雪の高田も積雪が175センチを超え一斉雪下ろしが始まったと。
古里雪国高田から懐かしい冬の便りなどが新聞に。
・一斉雪下ろし
 1月27日大雪で上越市が災害対策本部を設置した。
 上越市高田の積雪は年1月31日午前9時時点で174センチに達し、「平成18年豪雪」の際の最深積雪(2月5日の162センチ)の記録を上回った。
 上越市高田地区の一斉屋根雪下ろしの実施目安は、屋根の積雪140センチ以上、または、1平方メートル当たりの雪の重量420キログラムに達したとき。
 1月28日、高田地区5か所の屋根雪計測地点のうち、南本町3では28日に重量が積雪150センチと目安を上回ったが、屋根雪重量は383キログラムと目安以下。
 上越市は1月31日、高田地区31町内で2月3日〜5日までの間、一斉屋根雪下ろしの実施を決定した。
 一斉雪下ろしは3年連続で、参加町内数は昨年より3町内多く、対象延長は15キロメートルにおよぶ。
・レルヒ祭
 レルヒ祭とは:1911年(明治44)1月12日、上越市高田の地でオーストリア・ハンガリー帝国の軍人でありスキーの名手であったデオドー・レルヒ少佐のかけ声で、日本で初めてスキー術が伝えられた。
 レルヒ祭はレルヒ少佐の偉大な功績を伝承していくため開催される冬の大イベント。
 金谷山スキー場や高田本町商店街などを会場に様々なイベントが開催される。
 ・2月11日(前夜祭)
  うどん・そばや地域の特産品などの販売、たいまつ滑降、マイ・メモリアル花火、レルヒ冬の大花火大会など。
 ・2月12日
  レルヒ少佐が伝えた「一本杖スキー」の披露、お楽しみ広場、レルヒ祭検定など。
  屋台も多数出店。
・角巻きやトンビ姿で雁木通りを散策する「あわゆき道中」
 雪国越後高田の冬の風物詩、雪国伝統の防寒具「角巻き・トンビ」をまとい、雁木通りを散策する「あわゆき道中」が2月11日上越市の高田地区で開催される。
 冬の防寒具の角巻(婦人)やトンビ(紳士)をまとい街を歩く姿は、明治〜大正〜昭和30年代ころまであちらこちらで見られたスタイルだった。
北陸新幹線の「新駅名」は
 2014年度に北陸新幹線、長野―金沢間の開業が予定されている。
 上越市高田では現在新駅名をどうするか会合を開き検討中だ。
 現在候補の挙がっているのは「上越」「妙高高田」「上越と何かを組み合わせる」の3案。
 意見が分かれ結論が出るのはまだまだ先のこと。
・金谷地域歴史観光マップの完成
 旧高田市の金谷地区の住民団体「金谷地域歴史を守る会」が金谷地域歴史観光マップを完成させた。
 懐かしさに早速観光マップを取り寄せ見た。
 マップには金谷地区17の歴史と観光が詳細に紹介されている。
 ・正善寺ダム ・正善寺工房 ・飯の観音堂 ・滝寺の毘沙門堂 ・金谷山の会津墓地
 ・金谷山の薬師堂 ・中田原の練兵場跡地 ・朝日山(レルヒゆかりの山)   
 ・後谷ダム ・南葉山高原キャンプ場 ・高田姫ゆかりの地(御殿山町
 など。
・懐かしい「お馬出し」という名前が復活
 江戸時代高田城には敵方に察知されずに馬お出すため土手や堀で囲った防御施設の「馬出し」があった。
 「お馬出し」と言う地名はもともと江戸時代にはなく、明治5年(1872)から昭和5年(1930)まで使われていた町名。
 明治39年(1906)の「越後高田商業地図」にも本町通りと交差して「御馬出シ」と記されている。
 昭和28年(1953)大町2丁目の「馬出し」は、都市計画により公園として整備され「大町公園」となった。
 大町公園は、高田公園に次いで古く約1800平方メートルの敷地にプールや遊具を備えている。
 市では、「城下町の姿を少しでも残し、多くの人に街の歴史や文化を知ってほしい」と近く「お馬出し公園」に名称を変更する予定。
古里高田を離れ早50年。
新聞やテレビで知る高田のニュースに懐かしさや驚きと思い出が・・・。
古里高田のニュースに (イラストを模写)