海の生き物たちの話題

kanazu362012-03-07

海の生き物たちのエチゼンクラゲやマアナゴやアンコウの話題が
新聞に。
エチゼンクラゲ
 新潟県など日本海側に大量に現れ、魚網などが破損するなどの
被害をもたらし漁業関係者を悩ませている大型クラゲ(エチゼンクラゲ)の生まれて間もない「幼体」を中国の近海で発見したと、2月24日水産総合研究センター横浜市)が発表した。
 幼体は、傘の直径が2ミリ程度で生後10日〜15日と見られる。
・マアナゴ
 2月23日水産総合研究センター横浜市)が、天ぷらの食材などで知られる「マアナゴ」のふ化後間もない仔魚(しぎょ)を沖ノ島の南約380キロの海域で採集することに成功したと発表した。
 同センターと東京大大気海洋研究所、九州大によるチームは2008年9月、全長5.8ミリの仔魚発見、DNA鑑定でマアナゴであることを確認した。
・黄金色のアンコウ
 秋田県男鹿市の男鹿水族館GAOに3月2日から全身が黄金色の珍しいアンコウが展示されている。
 2月28日、秋田県八峰町の岩館漁港に水揚げされものを漁師から譲り受けた。
 同館によると、アンコウの一種「キアンコウ」で、全長約40センチ。
 通常は薄茶色だが、色素に異常が起きたとみられる。
・国内最高齢のアザラシ死ぬ
 2月27日新潟市水族館「マリンピア日本海」は、飼育中の雄としては国内最高齢のゴマフアザラシ「ノリ」が老衰のために死んだと発表した。
 推定年齢は34歳。
 飼育下のゴマフアザラシの平均寿命は約13年で、ノリは人間であれば100歳以上だったとみられる。
 同館によると、ノリは昭和52年に生まれ、北海道の室蘭水族館で一時飼育された後、昭和55年4月に同館の前身の新潟水族館に来館。
 複数の雄、雌と一緒に暮らし、繁殖した子供の中にはノリの子もいたとみられている。
・トドの姉妹の愛称募集
 新潟市中央区の日新潟市水族館「マリンピア日本海」は、昨年6月に同館で生まれた雌のトドと、姉に当たる5歳のトドの愛称を募集している。
 姉は2006年7月に生まれたが、体が弱く無事に成長できない可能性があったため、募集を見送っていた。
 今回、姉妹そろって仲良く愛称が決まる。
 2頭は、ともに同館で飼育されている17歳の雌ナーシと19歳の雄タケの子ども。
現在、妹は約60キロ、姉は110キロ。
 トドは授乳がうまくいかないなど出産直後に死ぬ例も多い。
 通常は誕生から半年ほどで愛称を決めるという。
・マゼランペンギンが東京のすみだ水族館
 2月27日上越市立水族博物館のマゼランペンギン10羽が、東京都墨田区東京スカイツリーに隣接し、5月に同時オープンする「すみだ水族館」に向けて出発した。
 提供する10羽は、昨年生まれた若くて元気な鳥を中心に飼育員が選んだ。
 当面ペンギンたちは静岡県沼津市あわしまマリンパークで過ごす。
 すみだ水族館は、延べ床面積約7千平方メートルで、内陸型水族館としては国内最大規模。
 現在、展示する生き物を集めており、マゼランペンギンは国内最多106羽を飼育する上越市立水族博物館に提供を依頼していた。
・フンボルドペンギンが1羽が水族館から逃走
 3月4日東京都江戸川区葛西臨海水族園は、フンボルトペンギンの幼鳥1羽が逃げ出したと発表した。
 逃げた幼鳥の体長は成鳥と同じ約60〜70センチで、黒っぽい背中に白い胸が特徴。
 右の翼に個体識別用の黄色のバンドを二つ付けている。
 フンボルトペンギンはペルーからチリまでの太平洋沿岸に生息し、絶滅危惧種に指定され、国際的な商業取引は禁止されている。
・番外:海底に眠る燃える氷メタンハイドレート
 未来のエネールギー資源と期待される海底に眠る燃える氷「メタンハイドレート」。
 メタンハイドレートは、冷たいシャーベットのようなかたまりで、火をつけると燃えるので「燃える氷」とも呼ばれ海底2600m以上の深い所に眠っている。
 日本の近くの海底に埋まっているメタンハイドレートは、日本で1年間に使う天然ガスの約100年分もあるといわれる。
 メタンハイドレートを掘り出す試みが愛知県の渥美半島沖の海底で始まり来年1月〜3月にはガスを採取し、うまくいけば、6年後に本格的に採取する予定。
海の生き物たちの話題が新聞を賑わす。
エェ!!海底に燃える氷が (イラストを模写)