大相撲春場所始まる

kanazu362012-03-09

明日から大阪の大阪府立体育会館で大相撲春場所が、2年ぶり
に開催される。
貴乃花理事が大阪場所担当部長として集客力強化と人気挽回に
孤軍奮闘中だ。
話題は大関把瑠都が連勝し横綱に昇進するか。
大相撲春場所の話題を新聞から拾った。
日本相撲協会が48億8600万円の赤字
 日本相撲協会は2月22日に開いた理事会、評議員会で平成23年の収支決算を承認した。八百長問題が大きく響き、本場所開催などによる事業収入は野球賭博問題で減収となった前年より29億8600万円減となった。事業収入は4年連続のマイナス。正味財産は過去最大規模の48億8600万円の赤字を出し、375億8700万円に減った。
大関把瑠都が連勝で綱とりを目指す
 初場所14勝1敗で初優勝した大関把瑠都が記者会見で、「春場所は初日から白星で最後まで行きたい」と全勝での2場所連続優勝と綱とりを目指すと。
九重部屋十両千代大龍と千代鳳
 ・千代大龍(東京都出身:23)
  初場所新十両ながら13勝2敗で優勝した西十両13枚目の千代大龍
  春場所では十両東筆頭に昇進した。
  日本体育大学に進学、2010年国体成年個人優勝、第88代学生横綱という実力を持ち、20111年1月24日に九重部屋に入門した。
  幕下15枚目格付出の資格を持ち、2011年春場所初土俵予定だったが、大相撲八百長問題のため、3月5日に新弟子検査を受けたが初土俵が延期になった。
 昨年の技量審査場所では、2連敗後に休場し未勝利で終ったが、その後は4場所連続の勝ち越しで快進撃中。
 ・千代鳳(鹿児島県出身:19)
  大相撲春場所の番付発表で千代鳳が膝の怪我を克服して日本人力士として2006年秋場所栃煌山以来となる十代関取となった。
  小学校から柔道を経験し、中学卒業後に相撲界に入門し2008年夏場所に15歳で初土俵を踏んだが同年九州場所で左膝前十字靭帯を断絶し一時は引退も覚悟した。
・幕下優勝の佐久間山(北の湖部屋:東京都出身・23)
 約2週間前の稽古中に胸を強打した佐久間山、7日から申し合い稽古を再開、「痛くならないように前に出る相撲を取りたい」と。
 初場所13日目の1月20日千昇に上手投げで破れ序の口からの連勝が27でストップ。
 序の口からの27連勝は、板井(元小結)の26連勝を抜いて単独史上最多となる新記録。
 千秋楽は、6勝1敗の幕下8力士が優勝決定戦に出場、佐久間山が激戦を制し初優勝を飾り春場所は幕下東4枚目に昇進した。
 佐久間山は大学2年時の2008年に全国学生相撲選手権大会を制し、学生横綱のタイトルを獲得。
 幕下付出の資格を得たが、卒業を優先したため失効、2011年5月場所序の口からスタートした。
・再起をかけるベテラン力士若の里(鳴門部屋:35)
 昨年11月場所幕内前頭九枚目若の里は、2勝4敗9休の成績で初場所の番付は十両西2枚目に降格した。
 初場所十両西2枚目で11勝4敗の成績を残し1場所で幕内西13枚目に復帰した。
 かつての大関候補といわれた35歳のベテラン力士若の里が、幕内下位で若い力士と対戦する。
・日本人力士期待の大関稀勢の里
 新大関初場所を11勝4敗の成績で終った稀勢の里
 大関2場所目の春場所は、ファンが日本人力士として2006年初場所大関栃東(現玉ノ井親方)以来6年ぶりの優勝を期待する。
 今年中に初優勝と横綱を・・・。
・日大の山口が宮城野部屋に入門
 昨年の国体成年個人優勝した日大の山口雅弘(東京都出身:22)が、横綱白鵬のいる宮城野部屋に入門し、幕下15枚目格付け出しで初土俵を踏む。
3月11日から大阪府立体育会館で開催される大相撲春場所は、話題の新人力士やベテラン力士が土俵上で激突しファンを沸かす。
今年中に日本人力士の優勝と日本人力士の綱とりが実現するか。
横綱の誕生は (イラストを模写)