春一番にいがた花三昧展めぐり

kanazu362012-03-19

啓蟄も過ぎ雪国新潟も日に日の春の兆しが。
新潟地方気象台は3月11日、新潟県を含む北陸地方
春一番」が吹いたと発表した(昨年より8日早い)。
午後2時までに金沢市で最大風速12.7mメートルを観測した。
新潟県内は日本海にある低気圧の影響が 弱かったため、新潟市中央区で同5・3mだった。
春一番にいがた花三昧展」が開催されており3月11日見てきた。
・(新潟市秋葉区小須戸:うららこすど)
 新潟市秋葉区の小須戸は、ボケの生産量が日本一を誇る産地で秋葉区と南区で全国シェアの9割以上を占める。
 3月2日からうららこすどで日本ボケ協会が主催する「第35回日本ボケ展」が始まった。
 広い会場には、同協会員やアマチュア愛好家が手塩にかけた自慢のボケの銘花・銘木が飾られ紅白やピンクの花が会場を彩る。
 ボケは、席飾りの部・咲き分け部・単色部・品種見本展示コーナー(日本ボケ協会へ登録された72種)・新品種登録のコーナーに分けられ、期間中約80種類約1万5000鉢が展示され一部は即売もされる。
・フラワーウエイブ新潟2012(新潟市西区山田:新潟ふるさと村) 
 新潟ふるさと村の会場入口には、五泉園芸連鉢物部会の人たちが育てたぼたんの鉢植えが飾られている。
 日本にはチューリップが 、江戸時代後期に伝来したが普及するに至らず、大正時代に入って、ようやく小合村(新潟市秋葉区)で試験的に球根栽培が始まった。
 このことから、新潟地域の栽培農家は新潟が「日本チューリップ発祥の地」と自負しており、道の駅花夢里にいつには記念碑が建てられている。
 1963年には新潟県県花にも指定されている。
 会場は、「チューリップ切り花コンテスト」「新品種展示紹介」のコーナーに分けられ展示され鮮やかな花で彩られる。
 新品種展示紹介コーナーでは、「新潟2号:メリープリンス」「新潟6号:キャンドルルージユ」「新潟8号:サンセットビーチ」「新潟9号:スプリングファンタジー」「新潟9号:ナイトダンス」「新潟10号:恋心」が紹介されていた。
・アザレアとボケまつり(新潟市秋葉区川根:花夢里にいつ)
 花きセンター花夢里にいつで「アザレアとボケまつり」が開催されている。
 会場には近郷の園芸園で育てた紅白やピンクなどのアザレアとボケの花が並び訪れた人を魅了する。
・春花と舞花(新潟市中央清五郎:新潟市食育花育センター)
 新潟市中央清五郎に昨年10月15日新潟市食育花育センターがオープンした。
 食育・花育センターは、自然豊かな鳥屋野潟を臨むロケーションで、新潟市が誇る「食と花」を一体的に学ぶことができる施設。
 市内の花き生産者による即売会のほか、花を使った工作体験や園芸講座などが行われ、ステージイベントとして、新潟古町芸妓が美しい舞を披露するほか、歌手で俳優の上條恒彦さんを迎え、トークとミニライブを行った。
 会場には季節の花が飾られ、工作で作られた色とりどりのチョウが舞う。
今冬の大雪で積雪がまだ1mほど残る長岡市宮本町の雪国植物園が3月17日開園した。
雪国の春は花から。
春一番にいがた花三昧展」で春の花を堪能した。
春の花に魅せられて (イラストを模写)