にいがた酒の陣と杉玉

kanazu362012-03-23

昨年は東日本大震災の影響で中止になった「にいがた酒の陣
2012」が2年ぶりに3月17・18日の新潟市中央区
朱鷺メッセで開催され過去最高の10万人を突破した。
初日の3月17日にいがた酒の陣見てきた。
にいがた酒の陣2012
 新潟県内88蔵元が参加し、約500種類の日本酒が会場に大集結したほか特別コーナとしてにいがた米の陣とオールにいがたバーなどのブースもあり大人や子どもにも大人気で大盛況。
 酒の陣は2004年に始まり、今回で8回目。
 来場者は年々増え、今年はこれまでの最高だった2010年の約8万7000人を17.2%上回る約10万2000人が訪れた。
・杉玉
 杉玉(すぎたま)とは、スギの葉(穂先)を集めてボール状にした造形物。
 酒林(さか ばやし)とも呼ばれる。
 日本酒の造り酒屋などの軒先に緑の杉玉を吊すことで、新酒が 出来たことを知らせ
る役割を果たすもので「搾りを始めました」という意味である。
 ・杉玉作り
  新酒のできる頃に酒屋の軒先につるされる杉の葉を重ねた杉玉作りが今年も始まった。2月23日、五泉市中川新の杉林で同市内の地酒「菅名岳」の販売店でつくる越後泉山会のメンバーや一般の地酒愛好家の方々総勢25名の手によって作り上げられた。
  2月17日、村上市上片町の宮尾酒造で「杉玉作りの講習会」が開かれ、市内外の酒販店員16人が杉玉作りに挑戦した。
 杉玉は、鉄パイプにぶら下げた針金に、杉の葉を一つ一つ丁寧に重ねていき、ふさふさした直径50センチほどの酒林の原型が出来上がると次は植木ばさみで丸く刈りみ丸い形に整え青々とした杉玉が完成する。
 完成した杉玉は、蔵元や販売店の店頭に飾られる。
 ・杉玉見学
  毎年、新潟市西蒲区岩室の羽生酒店では祖父が2月に近くの山から杉枝を切り出し杉玉を作り店頭に飾る。
  今年も3月20日、店舗入口に飾られた青々とした杉玉を見てきた。
にいがたの春は、酒や杉玉の話題が新聞を賑わす。
あれが杉玉だよ (イラストを模写)