藤とシバザクラ
桜の花も散り若葉の緑が目にしみる季節を迎えた。
藤とシバザクラの花などが里に初夏の訪れを告げる。
藤とシバザクラの花を見に出かけた。
・藤
・白山公園の白藤と紫藤
白藤といえば燕市八王子にある県指定天然記念物「八王子の大白藤」が有名だ。
白山公園の園内を歩くと池の周りのあちこちに藤棚がある。
満開の藤の花が初夏の風に静かに揺れる。
揺れる白藤と紫藤が水面に映り公園に彩を添える。
・日蓮正宗正覚寺の藤(新潟市西区坂井)
新潟市西区坂井の坂井交差点付近に日蓮正宗正覚寺がある。
西大通り(国道116号線)から本堂に通ずる長い通路の石段は、この時期藤の花のトンネルに大変身。
藤の花のトンネルを抜けると本堂に出る。
藤の花のトンネルはドライブの目を楽しませる
・シバザクラ(長岡市福戸町の市道)
長岡市福戸町の田植えの終った水田地帯に咲くピンクと白と薄紫のシバザクラが色鮮やかに咲いている。
シバザクラの花の帯は、同町から福道町まで約200mにわたって続く。
シバザクラの脇には「このシバザクラは私たちが管理しています。福戸町農家組合」の看板が立つ。
シバザクラは3年ほど前、両町内会が市同沿いに雑草を防ぐためのシートを張った際、きれいな景観作りになればとシバザクラを植えた。
・番外:庭のサクラソウ
今年も庭のサクラソウがピンク色の可憐な花を咲かせた。
サクラソウは多年草で地中浅くに根茎がありよく繁殖して群生する。
春に発芽して5〜6葉を根生し、高さ15〜40センチの花茎を直立させ、5〜10個の花をつける。
花言葉は「長続きする愛情」。
・新潟県がサントリーと共同で世界発「青いユリ」を開発
5月9日、新潟県はサントリーと共同で世界発「青いユリ」を開発したと発表した。
2018年以降の商品化を目指す。
新潟県は1998年から農業総合研究所(長岡市)で基礎研究を重ね、ユリに他の遺伝子を組み込むことに成功。
サントリーは青く発色させる遺伝技術を持ち、1997年に「青いカーネーション」、2009年に「青いバラ」を商品化している。
新潟県とサントリーは2006年から共同で研究し、ユリにカンパニュラ・パンジー・ラベンダーなど8種類の青い花の遺伝子を組み込んだところ、カンパニュラが有効と分かった。
昨年9月、共同でこの技術の国際特許を出願、今年3月に公開した。
藤の花やシバザクラの花が道を歩く人たちの目を楽しませる。
シバザクラの咲く道 (イラストを模写)