学校のグランドの芝生化と海岸の砂浜を緑に

kanazu362012-07-11

気温が30度を超し真夏日となった昨7月10日、梨畑で梨の木
オーナー7家族と共同で1500枚の袋掛け作業を実施した。
学校のグランドや海岸の砂浜に植物の苗を植え緑にする取り
組みが新聞で紹介されており見てきた。
・学校のグランドの芝生化(新潟市西区:黒埼南小学校・7月1日)
 新潟市西区の黒埼南小学校ではグランドの芝生化に取り組み、6月12日全校児童約180人と地域住民約50人参加し、グランドのほぼ全面に当たる約6400平方メートルに芝苗約2万5000株を植えた。
 7月1日の早朝、芝苗が植えられたグランドを見に出かけた。
 苗が植えられたばかりのグランドで職員が早朝からホースで散水していた。
・海岸の砂浜を緑に
 ・海岸の飛砂防止で砂浜を緑に(新潟市西区:青山海岸・7月1日)
  海岸の飛砂防止で砂浜の緑化に取り組む新潟市のグリーン産業が、キノコ栽培後の不要な菌床を再利用し、植物が砂地を覆うよう土壌改良して砂浜を緑にする工法「はまみどり」を開発した。
  はまみどりは、砂浜を約50センチ掘削し、砕いた菌床や鶏ふんなどを敷きつめて砂を埋め戻すと、1・2年でヒメシバやハマヒルガオなど地域特有の植物が地表に群生し、根が砂を押さえ込むようになる。
  これまで新潟市西区の青山海岸など新潟県内9カ所で試験施工してきたが、飛砂防止効果が実証された。
  新潟市西区の青山海岸でグリーン産業が開発した飛砂防止緑化工法「はまみどり」の試験施工場所が見れると知り見てきた。
  青山海岸のなぎさのふれあい広場の一画の砂浜にロープが張られ、脇には「はまみどり(早期緑化型)施工地経過観察中」と書かれた看板が立てられヒメシバが青々と茂っていた。
 ・海岸の砂浜にセナミスミレを植栽し緑に(村上市:瀬波海岸)
  絶滅が危惧されているセナミスミレの増殖活動に取り組んでいる新発田農業高校生物科学コースの3年生17人が6月14日、自分たちで殖やしたセナミスミレを村上市の瀬波海岸に270株植えた。
  セナミスミレは、日本では瀬波海岸だけに自生している希少種。
  5月にかれんな紫色の花をつけるが、海岸の浸食や盗掘などにより激減した。
  市民団体「セナミスミレを育む会」が保護活動を続けているが、「1万株のうち1株が残ればいい」といわれるほど人工での増殖は困難とされる。
  新発田農業高校は6年前、「セナミスミレを育む会」からセナミスミレの増殖方法を研究してほしいと依頼され、20株を借り受けた。
  当初はバイオテクノロジーによる増殖を試みたが成果は得られなかった。
  試行錯誤を繰り返した結果、挿し木による増殖が効果的だったことが分かった。
  また、セナミスミレを育む会から「秋に株を砂で覆っておくと翌年もそこから出てくる」とのヒントを受け、伸びた茎に針金などで固定したところ、土をかけた節の部分から根が生えたことも確認した。
  セナミスミレを育む会や新発田農業高校生たちは、瀬波海岸がかってのようなセナミスミレの群生地として復活することを目指し活動している。
学校のグランドの芝生化と海岸の飛砂防止で砂浜を緑にする取り組みが進められており現場を見てきた。
まだ、瀬波海岸のセナミスミレの植栽の現場を見たことがないので機会があったら是非見て見たい。
学校のグランドに芝苗を植える (イラストを模写)