緑のカーテンパッションフルーツとメランポディウム
今年も節電が叫ばれる夏の到来。
わが家は今年パッションフルーツの緑のカーテン作り、涼と花を
楽しむことにした。
新潟市中央区の市食育・花育センターの花畑では、黄色の小さな
メランポディウムの花が見ごろと新聞に出ていたので見てきた。
・緑のカーテンパッションフルーツ
・パッションフルーツ
アメリカ大陸亜熱帯原産の果物
500種類以上もあるトケイソウ科の仲間で南米を中心に分布している。
3本の雌しべが時計の長針、短針、秒針のように見える特徴的な花を咲か実を生らせる。
・パッションフルーツの和名は果物時計草(くだものとけいそう)
和名の由来は、時計のように見える特徴のある花のトケイソウの仲間で、果物を実らせる種であることから。
・緑のカーテンはパッションフルーツで挑戦
節電対策としてゴーヤ・朝顔・ヘチマ・などの緑のカーテンが人気だ。
昨年はゴーヤーで緑のカーテンを作った。
今年はパッションフルーツの種をまき育てて、パッションフルーツで緑のカーテンを作ることに挑戦した。
村上市瀬波温泉の「瀬波南国フルーツ園」でパッションフルーツが売られていと知り2011年8月に買った。
自宅でも栽培できないかとインターネットで調べた。
・種の採取と種まき
タネを包む半透明のゼリー状の仮種皮には発芽制御物質が含まれているので、よく水洗いしてきれいに取り除く。
肥料分のない種まき用培養土などにまき、軽く土を被せる。
発芽まで、1週間〜2カ月くらいかかる。
種まきの適期は生育適温期の5〜9月くらいが良い。
2011年8月31日植木鉢に種をまいた。
・苗の管理
2011年9月11日芽が出た。
生育適温は20〜30度。
日当たりがよく風通しの良い場所で、水切れや肥料切れのないように管理する。
冬は、室内の日当たりの良い場所に置き、8度以上あれば葉を保ったまま越冬できると書かれており春まで室内で育てた。
・フランターに植え替え
今年4月5日庭のフランターに植え替え、ネットを張った。
・花が咲く
6月19日つぼみを確認。
6月27日トケイソウ(エドゥリス)のような美しい花が一輪咲いた。
花は朝開き夜にしぼむ1日花。
咲いた花を調べるとトケイソウ・エドゥリス(和名:果物時計草)だった。
・実が付く
人工授粉で実が付くと書かれており筆で授粉した。
7月10日実が1個付いているのを発見、これまでに4個の実が付いた。
・果実の収穫
実が付いたので秋の収穫が楽しみだ。
・花育センターのメランポディウム(新潟市中央区:花育センター・7月11日)
メランポディウム
・科名:キク科 ・種類:一年草(非耐寒性) ・草丈:30〜40センチ
・花期:5月〜10月 ・花色:黄色
新潟市中央区の花育センターの花畑に一円玉サイズ(直径約3センチ)の黄色の小さな花が畑一面に咲いている。
花畑には、市内の生産者が育てたメランポディウム7300株が植えられ今が見ごろ。
花は10月ころまで楽しめる。
庭の緑のカーテンのパッションフルーツに17個のつぼみが付き、花が次々と咲く。
猛暑の夏、パッションフルーツの緑のカーテンが風にゆれ、涼と花を楽しませてくれる。
順調に生育すれば秋には実が収穫ができる。
秋が待ち遠しい。
パッションフルーツの花が咲く (イラストを模写)