資源リサイクルとマイクロ水力発電

kanazu362012-07-17

新潟市内では小型家電の拠点回収がスタートした。
小型家電と蛍光灯の資源リサイクルやマイクロ水力発電
話題が新聞に出ており見てきた。
・小型家電拠点回収スタート(新潟市西区役所・7月11日)
 新潟市は6月から、使用済みの携帯電話やデジタルカメラなど小型家電の拠点回収を始めた。
 小型家電の回収は、大半を輸入に頼るレアメタル希少金属)の再利用を進めるモデル事業で、不燃ごみの減量を図り市民のリサイクル意識を高めるのが狙い。
 市の今年度の回収目標を35トンで、市内8区に12カ所の小型家電拠点回収拠点を設け回収ボックスを設置した。
 7月11日、近くの西区役所にも設置されたと知り見てきた。
 入口に「新潟市使用済小型家電回収」と書かれたのぼり旗が立てられ、その脇に高さ1.3mの「81万人のエコな暮らしサイ挑戦!めざせ3Rシティにいがた 使用済小型家電回収ボックス」書かれたボックスが置かれていた。
・新潟蛍光灯リサイクルセンター(新潟市南区居宿・7月13日)
 新潟市南区居宿に「新潟蛍光リサイクルセンター」があると新聞で知り会社を訪ねた。
 工場内には、収集された蛍光灯で満杯のコンテナーが並んでいる。
 会社は2009年に開設された新潟県内初の蛍光灯リサイクル施設。
 従来、多くの蛍光灯は、廃棄物としてそのまま埋め立て処分されていた。
 現在でも蛍光灯の8割以上は分別されずに埋め立て処理や焼却処理されているのが現状。
 蛍光灯には、わずかながら水銀が含まれており、現在では環境汚染防止および適性廃棄という観点から、蛍光灯の無害化処理が強く望まれている。
 施設では、古くなった蛍光灯を収集−破砕機でガラスと口金部分に分別―ガラス部分を一定の大きさに粉砕―ガラス部分を高熱処理で蒸発させガラスに含まれる水銀を回収。
 洗浄されたガラスは住宅用断熱材や新しい蛍光灯の原料へ、アルミ・口金はアルミ原料へリサイクルされる。
 節電意識が高まりで消費電力の少ないLED(発光ダイオード゙)を使った電灯への切り替えが進み、リサイクルに回る蛍光灯の数量が年々増えているという。
・農業用水利用の「マイクロ水力発電」(阿賀野瓢湖湖畔・6月30日)
 水車で発電した電気をバッテリに蓄電し「瓢湖あやめまつり」の会場に設置された63基ののぼんぼりの夜間ライトアップに利用しいると新聞に出ており6月30日見てきた。
 阿賀野瓢湖湖畔の幅1.5m・水深50センチの農業用水路に、約1m間隔で発電実証実験の水車10台を設置され「マイクロ水力発電」が稼動している。
 発電実証実験をしているのは新潟市北区の鋼材販売会社「両機」で、同社は出力100キロワット以下の「マイクロ水力発電」の装置を開発した。
 湖畔農業用水路の流速は毎秒1mで、水車1台につき毎時12〜40ワットを発電する。
 発電された電気は、用水路脇の観察舎に設置されたバッテリに蓄電している。
巷では電力不足の影響から節電が叫ばれている。
資源不足の日本、資源リサイクルが巷の話題に。
この蛍光灯が資源リサイクルに (イラストを模写)