果物時計草と「古時計物語と蓄音器展」

kanazu362012-07-21

7月1日、1秒の「うる秒」の挿入が世界同時に実施された。
庭に作った緑のカーテンパッションフルーツに、時計のような
花が咲いた。
花の和名は「果物時計草」。
今年も6月10日の「時の記念日」を記念し新潟市の古町地区を会場に6月30日まで「新潟古時計物語と蓄音機展」が開催されていたので見てきた。
うるう秒とは、
 今年7月1日(日)午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に「8時59分60秒」が挿入された。
 この1秒が「うるう秒」。
 うるう秒の制度が1972年に始まり今回で25回目。
 うるう秒とは、
 時間や時刻は、以前は地球の公転・自転に基づく天文時が使われていましたが、科学の進歩に応じた高精度な時刻が必要になり、 現在使われている時刻は、原子時計をもとに決められている。
 規則正しい原子時計と地球の自転に基づく 時刻の差が±0.9秒以内になるように、原子時計の時刻に1秒だけ調整を行った時刻を協定世界時(UTC)と呼び、 現在、この時刻が世界の標準時として一般に使われている。
パッションフルーツ(果物時計草)
 パッションフルーツは、アメリカ大陸亜熱帯原産の果物で500種類以上もあるトケイソウ科の仲間で南米を中心に分布している。
 3本の雌しべが、時計の長針・短針・秒針のように見える特徴的な花を咲か実を生らせる。
 和名は果物時計草(くだものとけいそう)で名前の由来は、時計のように見える特徴のある花のトケイソウの仲間で、果物を実らせる種であることから。
 ・緑のカーテンパッションフルーツで挑戦
  節電対策として今年は、パッションフルーツ緑のカーテンを作ることに挑戦した。
  村上市瀬波温泉の「瀬波南国フルーツ園」でパッションフルーツが売られていと知り2011年8月に買った。
  ・種の採取と種まき
   果実からタネを採取し植木鉢に種をまいた。
  ・苗の管理
   2011年9月11日芽が出た。
   南国育ちの植物、冬は室内で育てた。
  ・フランターに植え替え
   今年4月に庭のフランターに植え替え、ネットを張った。
  ・花が咲き実がなる
   6月に17個のつぼみを確認、花が次々と咲き始めた。
   花は朝開き夜にしぼむ1日花。
   人工授粉した結果、4個の実が付いた。
   秋の収穫が楽しみだ。
・新潟古時計物語と蓄音器展
 ・古時計物語
  昨年に続き今年も「新潟古時計物語展」が、新潟市の古町を中心に開催された。
  8会場には、江戸後期の和時計から明治・大正・昭和初期までの大時計や柱時計や置時計などが展示されている。
 ・蓄音器展   
  主会場となった「ギャラリー蔵織」には、エジソンが発明し大正時代に花開いたもう一つの文明の利器、蓄音器が飾られている。
  蓄音器は、初めは写声器、蘇音器と言われていた。
  店主が「この蓄音器でレコードが聴けますよ」と特別にレコードを掛けてくれた。
・番外:日本初のテレビCMは服部時計店の「時報
 民間テレビが始まった1953年から今日までのテレビコマーシャルを特集した展示会「日本のCMぜんぶ1953−2012」が東京で開催されている。
 日本初のテレビCMは、服部時計店の「時報」と言われここでも時計が話題に。
店先に飾られた古い大時計から時を刻む音が聞こえ、昔の蓄音器から音楽が流れる。
時を刻む音とレコード音楽を聴いていると、昔の人々の当時の様子が伝わってくるような気がする。
古い大きな柱時計を見上げる (イラストを模写)