開湯や通水や鉄道開業で記念行事

kanazu362012-08-27

お盆の帰省中に各地で何年ぶりでの同級会開催などの話題が
新聞に。
新潟県内の各地で開湯や通水や鉄道開業などの記念行事が
開催されている。
長岡市新潟県立歴史博物館で開催中の「上越新幹線開業30周年を念展」で、8月19日入場者が1万人を超えた。
・岩室温泉開湯300年
 新潟市西蒲区の岩室温泉が来年開湯300年を迎える。
 開湯は江戸時代の中期と言われる。
 開湯伝説では、岩室温泉の開湯は正徳3年(1713)、傷ついた雁が湯浴び後、回復し飛び立ったところを発見したとも、岩室宿の庄屋7代目高島屋霊夢によりお告げがあったとも言われている。
 そのため、古くは「霊雁の湯」と呼ばれた。
 戦国時代から兄弟関係にあった岩室(天神山城主:大国実頼)と与板(直江兼続)の両地区。
 開湯300年を記念し与板町から不死鳥をかたどった神輿1基が岩室温泉観光協会に寄贈された。
 寄贈された神輿は、岩室観光施設の「いわむろや」に展示されている。
・関屋分水路通水40年
 関屋分水路は新潟市を流れる信濃川の河口から約10キロほど上流の平島地区から分岐し、関屋地区を抜けて日本海に至る、全長約1.8キロの分水路。
 工事は1964(昭和39)3月に新潟県の事業として着工、1972年(昭和47)8月10日に開通し通水が開始された。
 8月10日新潟市中央区のクロスパルにいがたで、新潟市の関屋分水路が通水から40周年を迎えたことを記念したシンポジウムが開催された。
上越新幹線開業30周年 
 1982年(昭和57)11月15日上越新幹線が開業した。
 上越新幹線開業30周年を記念し、長岡市関原町の新潟県立歴史博物館で「奇跡の新幹線開業・震災・そして30年」の記念展が開催されている。
 上越新幹線は、大宮駅(列車運行上は東京駅)から新潟駅までを結ぶ東日本旅客鉄道JR東日本)の高速鉄道路線およびその列車(新幹線)。
 1971年に基本計画の決定・整備計画の決定を経て着工、1982年11月5日に大宮−新潟間が開業(当時は国鉄)。
 のち、東北新幹線の上野−大宮・東京−上野間の開業に伴い順次運転区間を延長した。
大糸線全通55周年
 新潟県糸魚川市と長野県の松本市を結ぶJR大糸線が全通(1957年8月15日)して8月15日で55周年となった。
 大糸線は、松本〜糸魚川間105.4キロの路線。
 松本〜南小谷間の70.1キロはJR東日本の営業区間で、南小谷糸魚川間の35.3キロはJR西日本の営業区間
 大町〜糸魚川間は国鉄が建設し、1929年に信濃大町簗場間が開通、順次延長され1935年には中土まで開通(大糸南線)した。
 一方の大糸北線は、糸魚川から工事が進められ1934年に根知まで、翌1935小滝まで開通した。
 中土〜小滝間は、戦争や災害の影響で工事が長引き、すべての鉄橋やトンネルが完成したのは1943年。
 ところが太平洋戦争の激化で工事は中断され、さらに戦争用資材不足で金属が徴発されることになり1944年には完成していた線路や鉄橋が撤去回収されてしまった。
 終戦後、放置されていた工事が再開されたのは1952年で、5年後の1957年8月15日に完成、営業運転を開始、大糸線は全通した。
・JR磐越西線「SLばんえつ物語号」定期運行開始1000日記念式典
 8月12日JR磐越西線の新潟―会津若松福島県)間を走る「SLばんえつ物語号」が、1999年4月29日に新津―会津若松の定期運行開始から1000日を迎えた。
 定期運行開始1000日を迎えた8月12日、運行当初始発駅だったJR新津駅で記念式典が行われ、関係者や鉄道ファンが節目を祝った。
 1999年4月29日に新津―会津若松間で運行を開始した。
 「SLばんえつ物語号」は、土日・祝日を中心に会津若松間との間を往復、2002年から新潟駅が始発駅となった。
 これまでに延べ約67万人が乗車した。
新潟県内の各地で開湯や通水や鉄道開業などの記念行事が続く。
じーちゃんSLだよ (イラストを模写)