大相撲秋場所日馬富士が2場所連続  全勝優勝で綱

kanazu362012-09-25

大相撲秋場所千秋楽大関日馬富士横綱白鵬を破り、15戦
全勝で2場所連続4度目の優勝で横綱昇進を決めた。
大関で2場所連続全勝優勝は双葉山貴乃花に次ぎ3人目。
新聞などから秋場所の話題などを拾った。
大関日馬富士が2場所連続15戦全勝優勝で第70代横綱に昇進
 千秋楽結びの一番は、日馬富士が2分近い大熱戦の末、白鵬を下手投げで破った。
 これで日馬富士夏場所千秋楽からの連勝を31に伸ばした。
 白鵬は13勝2敗で、横綱になって初めて3場所連続で優勝を逃した。
 大関で2連覇した日馬富士は、横綱審議委員会(横審)の推薦内規を満たした。
 9月24日日本相撲協会横綱審議委員会(横審)は、東京・両国国技館で会合を開き、大相撲秋場所で2場所連続全勝優勝を果たした大関日馬富士横綱に推薦することを満場一致で決めた。
 協会は26日、理事会と九州場所番付編成会議で昇進を正式決定し、第70代横綱日馬富士が誕生する。
・期待の日本人力士は
 ・大関稀勢の里
  日本人期待の星大関稀勢の里、今年の初場所大関として土俵に上がった。
  秋場所大関として5場所目を迎えた。 
  過去5場所の成績は、1月場所:11勝4敗、3月場所:9勝6敗、5月場所:11勝4敗、7月場所:10勝5敗、9月場所は10勝5敗。
  今場所も8日目までは全勝で優勝戦線の先頭を走っていたが、9日目以降は、横綱と両大関などに敗れ2勝5敗で、今回も後半戦で崩れ優勝戦線から脱落した。
  来場所以降の活躍で初優勝と新横綱昇進をファンは期待する。
 ・新関脇妙義龍
  怪我を克服して新関脇に昇進した妙義龍。
  新関脇で10勝5敗の成績で3場所連続4度目の技能賞に輝いた。
  技能賞の3場所連続は、1987年夏場所から秋場所にかけての旭富士以来となる。
 ・新入幕旭日松
  十両時代から取組前に大量の“塩まき”で存在をアピールし館内を沸かせてきた、平成元年生まれの新入幕旭日松
  秋場所は新入幕で8勝7敗と勝ち越した。
・3大関が途中休場
 秋場所は、4日目から琴奨菊把瑠都の2大関が休場、そして大関琴欧洲が7日目から休場し、大関3人が途中で休場となった。
 大関3人が場所の途中での休場は、2001年秋場所魁皇千代大海雅山)以来11年ぶり。
旧ソ連出身の元小結黒海が引退
 十両黒海(31)が9月21日、体力の限界から日本相撲協会に引退届を提出し引退した。
 旧ソ連出身(グルジア出身)の初の関取で小結まで昇進、幕内在位45場所で敢闘賞を2度受賞した。
・珍事!!2度取り直し3度目の正直
 大相撲秋場所9日目、大道と朝赤龍の取組で2度取り直しという珍しい事態が起こった。
 一番目は大道が右四つ左上手を取り、土俵際で投げの打ち合いになったがほぼ同時に落ちた。
 二番目は土俵中央で同じ形の投げ合いとなったが、再び取り直しに。
 三番目は大道が右四つ左上手からの上手投げで勝利。
横綱日馬富士の誕生は、2007年名古屋場所白鵬が昇進して以来5年ぶりで、11月の九州場所では、2010年春場所から15場所続いていた一人横綱に終止符が打たれる。
相撲ファンは、11月の九州場所での日本人力士の優勝を期待するのだが。
日馬富士白鵬破り全勝優勝で綱 (イラストを模写)