里の秋を彩る草花

kanazu362012-10-13

寒露(10月8日)も過ぎ、秋が深まり紅葉の季節がやってきた。
秋を彩る草花を楽しみながら近郷の里を歩いた。
・コスモス(秋桜)  
 キク科の春まき一年草
 ・新潟市西部の西川遊歩道 ・上堰潟公園 などなど
彼岸花
 彼岸花の名は、秋の彼岸ごろから開花することに由来する多年草
 花と葉が同時に出ないことから「葉は花を思い、花は葉を思い」とか「葉見ず、花見ず」などといわれ「相思草(ソウシソウ)」とも呼ばれるとか。
 ・県庁の森 ・小阿賀側の土手 ・わが家の庭 などなど
金木犀
 キンモクセイは、モクセイ科モクセイ属の常緑小高木樹で、ギンモクセイの変種。 
 新潟市西蒲区石瀬の種月寺の境内にキンモクセイとギンモクセイ(新潟市指定文化財:天然記念物))の大木がある。
 金木犀は今が満開で付近一帯に芳香を漂わせている。
 ・西蒲区石瀬地区(旧弥彦街道) ・わが家の庭 などなど
・ススキ
 秋の七草の一つで、イネ科ススキ属の植物で萱(かや)、尾花ともいう。
 里を歩くと河原のあちこちでススキ穂が風になびく。
・ばら
 ・お杉のばら園(新潟市西蒲区石瀬) ・新潟市寺尾中央公園 などなど
ブラシノキ
 オーストラリア原産の常緑小高木で「ブラシノキ」や「キンポウジュ(錦宝樹)」と呼ばれる。
 明治中期に日本に渡来し現在は観賞用に栽培される。
 開花期は5月から6月だが、今年もわが家や付近の家では9月の終わりごろから2度目の花が咲き始めた。
 開花期は5月から6月だが秋に咲くことも珍しくないと。
ウメモドキ
 わが家の庭のウメモドキの木に赤い実が鈴なりとなり、毎日のようにヒヨドリ実を食べにくる。
 ヒヨドリ実を食べられ日増しに実の数が減ってゆく。 
ヒメツルソバ
 今年もわが家の庭に、ピンク色の小さいつぶが集まったヒメツルソバの花が咲き始めた。
 間もなく花が庭一面をピンクに染める。
 餌のない初冬には庭に舞い降りたスズメが、チュンチュンと鳴きながら花をついばむ姿が見られるのももうすぐだ。
・番外:アザレヤ(新潟市秋葉区子成場:園芸農家)
 全国有数の園芸産地の新潟市秋葉区では、ハウスで栽培された鉢植えのアザレヤが全国各地に出荷されて行く。
 アザレヤは本来春の花だが、冷凍処理による促進栽培で秋から冬にも楽しめる。
 新潟県花き出荷組合によると、西洋ツツジとも呼ばれるアザレヤは新潟市秋葉区と南区が主な産地。
 ハウスで栽培された赤やピンクや白いアザレヤの花がトラックに積まれる。
 トラックは夕方6時に出発し明朝8時ころ名古屋の市場に着きセリにかけられるという。
・番外:小学生が信濃川やすらぎ堤にチューリップの球根を植える
 10月9日万代長嶺小学校の3・4年生の児童約120人が、信濃川やすらぎ堤右岸にチューリップの球根を植えた。
 信濃川やすらぎ堤のチューリップの球根を植えは、新潟市が主催する秋の恒例行事。
 ことしも周辺の8小中学校が11月下旬までに信濃川両岸のやすらぎ堤に約5万球を植える。
 花が咲くのは来年の4月下旬。
秋を彩る里の草花。
間もなく里や山々にももみじが色づく。
コウモス畑の中を・・・ (イラストを模写)