のれんとガラス戸絵で街ににぎわいを

kanazu362012-10-15

鉄道の街新津と来年温泉開湯300年を迎える岩室温泉。
かつてのにぎわいを街に取り戻そうと、のれんとガラス戸に
描かれた絵でPRする。
商店街ののれんと温泉街周辺の菓子店のガラス戸に描かれた
絵を10月13日見てきた。
・商店街の獅子頭模様ののれん(新潟市秋葉区新津栄町通り)
 獅子頭模様ののれんが風になびく新津地域の栄町通りを歩いた。
 新潟市秋葉区の新津栄町通り(旧新津市本町3丁目)は、新津地区の総鎮守堀出神社の門前町として栄え、かつては新津地区でも有数のにぎわいをみせ、栄町は「にいつまつり」のみこしの先導役を務めていた。
 町内に伝わる神楽の獅子頭は約180年前の天保年間の作で、歴史の長さを物語る。
 しかし、1970年代以降、郊外への大型店進出や商店主の高齢化などが進み、徐々に衰退していった。
 現在は最盛期の半分以下の20軒ほどで、シャッターの目立つ通りになってしまった。
 町内会では、昔のような人通りを取り戻したいと獅子頭模様ののれんを店頭に飾りつけた。
 のれんは、えんじ色の布に白抜きで地域の代名詞でもある神楽の獅子頭をデザインしたもの。
 のれんは、景観に一体感を出すため、空き店舗や民家にも飾り付けられその数約50枚。
・温泉街周辺の菓子店のガラス戸に描かれた絵(新潟市西蒲区岩室温泉)
 東京を拠点に活動する若手芸術家原田薫(27)さんと武藤亮人(24)さんの2人が、岩室温泉周辺の3軒の菓子店のガラス戸に、職人が菓子を作る様子や温泉街の昔の風景を描いた。
 ・小富士屋
  2人の芸術家は5代目のチヨさんから小富士屋の歴史を聞き、ガラス戸には6代目までが菓子作りに精を出す姿を描いた。
  チヨさんは、絵の中にやがて7代目を継ぐのではないかと思われる孫2人も描かれていると。
 ・岩室製菓
  チヨさんは、岩室製菓は小富士屋の分家だと。
  岩室製菓では元祖手焼の「岩室せんべい」を販売している。
  ガラス戸には、岩室温泉街の風景が描かれている。
 ・角屋悦堂
  ガラス戸には、職人たちが温泉まんじゅうを作る工程の様子が描かれている。
 絵からは、菓子作りに精を出す職人たちの技と温かみが伝わり、人の心を癒し和ます。
のれんやガラス戸に描かれた絵で街ににぎわいを・・・。
ガラス戸の絵からは・・・ (イラストを模写)