秋の果物で秋の味覚を満喫
味覚の秋である。
スーパーの店頭に柿や梨、いちじく、栗、りんご、ル・レクチエ、
ぶどう、みかんなど秋の果物が並ぶ。
ことしも畑仲間とおけさ柿と梨の収穫を行った。
・おけさ柿の収穫(共同畑:10月30日)
畑の仲間27人が共同で柿の木を8本管理する。
今年も10月30日、畑仲間で柿もぎをした。
参加者は18人。(男12・女6)
昨年は不作だったが今年は大豊作。
1軒あたりの収穫は約270個。
わが家はすべ脱渋剤:固形エチルアルコールのネオヘースタンを使って柿の渋を抜く。
渋は7日から10日位で抜ける。
渋抜きした柿は、甘くて柔らかく美味しい「おけさ柿」に大変身する。
・梨の収穫(新潟市江南区割野:11月4日)
新潟市割野地区は梨の産地である。
2008年から梨農家と契約し、仲間7人共同で割野地区で梨の木(新興梨)7本のオーナーになっている。
新興梨は、昭和16年に新潟県農事試験場園芸部で生まれた晩生の梨で、貯蔵性に優れ、日と風の当たらない場所で保管すれば年明けまで食べられる。
11月4日、梨の収穫を行った。
今年は害虫の被害と夏の暑さで不作だった。
それでも1軒当たり約150個の収穫があった。
・いちじく(越の雫)
新潟県一のいちじくの出荷量を誇るのはJA越後中央(新潟市西蒲区)。
同JA管内のいちじくの栽培面積は約9.7ヘクタール。
出荷量は年間約150トンで県内シェアの約6割を占める。
2009年から、同JA管内のいちじくの愛称は「越の雫(しずく)」と命名された。
新潟市西蒲区竹野町のJA越後中央脇に農産物直売所の「越王の里」が10月1日改装オープンした。
今年もイチジクジャムをつくるため10月3日、改装オープンした農産物直売所の「越王の里」へいちじく買いに出かけた。
購入したいちじくは、ジャムを作るための加工用の「越の雫」。
・栗とりんご
五泉市村松地域は、栗の県内最大の生産地で、村松地域には栗園とりんご園がある。
・栗
村松には観光栗園が2カ所あり多くの人が栗拾いを楽しむ。
・りんご狩り
村松石曽根の「佐藤りんご園」が10月1日オープンした。
文化の日の11月3日りんご狩りに出かけ、真っ赤な「ふじ」をもぎとった。
・いちご(越後姫)
「越後姫」は、平成8年に生まれた新潟ブランドいちご。
「可憐でみずみずしい新潟のお姫様のようだ」ということから「越後姫」と名付けられた。
特徴としては、どちらかというと大粒品種でジューシー、そして甘みが強く果肉が柔らかいのが特徴。
県内の産地は、新潟市や新発田市等下越地域が中心だったが、近年、三条市、燕市、加茂市、田上町、弥彦村などの県央地域でも生産が拡大している。
特に、弥彦村では、観光産業と連携した越後姫の生産拡大に取り組、2010年12月、弥彦村の麓地区に温泉の廃湯を利用しビニールハウスで新潟県産イチゴ「弥彦姫」を栽培する施設が完成した。
温泉熱利用で収穫時期が11月中旬から1月頃まででき、いちごの需要が増えるクリスマス前にも出荷できる。
・ルレクチエ
日本におけるル・レクチエ発祥の地は旧白根市東萱場。
100年以上前に白根の農家小池左右吉さんがフランスからル・レクチエの苗木を取り寄せ育てた。
原木の脇には「日本におけるル・レクチエ発祥の地」の石碑が建てられている。
JAみらいによると、白根地域ではことし、平年並みの約340トンの出荷を見込んでいる。
・秋サケ(新潟市江南区平賀・信濃川漁業協同組合)
信濃川河口付近のサケ漁が10月20日から始まった。
信濃川河口付近の新潟市平賀に信濃川漁業協同組合の鮭採卵ふ化施設がある。
・漁期:10月20日から11月25日まで
・魚場:信濃川の昭和橋から上流酒屋小学校までの7箇所
恒例の信濃川漁業協同組合のサケのつかみ捕りが10月28日始まった。(日曜日のみ)
信濃川で捕獲されたサケが、青いビニールシートの敷かれたイケスの中で元気に泳いでいる。
1000円でサケのつかみ捕りに挑戦できる。
ただし、つかみ捕りは1尾限り。
多くの親子連れがイケスの中に入り、つかみ捕りに挑戦していた。
味覚の秋、秋は果物がおいしい季節だ。
りんご狩りを楽しむ (イラストを模写)