日本の七十二候を知り季節を楽しむ

kanazu362012-11-07

きょう11月7日は、二十四節気の一つ「立冬」。
冬のはじまりで、冬の気配が現われてくる頃。
10月27日から11月9日までは読書週間。
書店に来年の暦や日記帳が並ぶ。
売れている本の中に「日本の七十二候を楽しむ」と「平成二十五年版神宮館高島暦」が入っていた。
初めて「七十二候(しちじゅうにこう)」という言葉は知った。
興味を持ちインターネットで日本の七十二候を調べた。 
・日本の七十二候
 七十二候とは、古代中国で考案された季節を表す方式のひとつ。
 二十四節気をさらに約5日ずつの初候、次候、末候の3つの分けた期間のこと。
 日本には一年を四等分した四季、二十四等分した二十四節気、そして七十二等分した七十二候がある。
 きょう11月7日は立冬
 日本の七十二候では、立冬の11月7日から5日間を立冬初候の「山茶始開(つばきはじめてひらく)」で、意味は「つばきの花が咲き始める」こと。 
・暦から削除された七十二候
 古代のものがそのまま使われている二十四節気に対し、七十二候の名称は何度も変更された。
 日本でも、日本の気候風土に合うように何度か改訂されてきた。
 1874年(明治7)の「略本暦」では、それまでと大幅に異なる七十二候が掲載され、現在ではこの七十二候がつかわれている。
 第二十四節季の一つ「芒種(ぼうしゅ)」の次候は「腐草為蛍“かれたるくさほたるとなる”」は、「枯れた草が蛍になる」という意味。
 明治15年では略本暦に記載されていたが、どうも嘘っぽいとの理由で明治16年の暦ではこの候だけが外され、明治17年からは七十二候そのものが暦から削除された。
・平成二十五年版神宮館高島暦 
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 などが書かれている暦。
5日ごとに暦が更新される「日本の七十二候」。
七十二候の言葉の読みと意味を知り、あらためて日本の季節や風土や自然を楽しんでみては・・・。
七十二候とはね・・・ (イラストを模写)