秋の火災予防運動と住宅用火災警報器
町内自治会館の掲示板に「防火ポスターコンクール」で最優秀賞
を獲得した「火災警報器つけていますか?」と書かれた作品が
貼られている。
きょう11月9日から15日までの7日間、秋の全国火災予防運動
が実施される。
平成24年度全国統一防火標語は、「消すまでは 出ない行かない 離れない」。
新潟県内の住宅用火災警報器の設置率が新聞に。
・秋の火災予防運動と防火ポスター作品の展示
・秋の火災予防運動
火災予防運動は、火災が発生しやすい時季を迎えるにあたり、火災予防思想の一層の普及を図ることにより、火災の発生を防ぎ、高齢者などを中心とする死者の発生を減少させ、財産の損失を防ぐことを目的として実施さる。
新潟市防災連合協議会から「秋の火災予防運動」の防火だよりが回覧板で回ってきた。
これからは、寒さが増し暖房器具を使用する機会が多くなり、火災が発生しやすい時期となります。と書かれている。
「火の用心7つポイント」、
1 家の周りに燃えやすいものを置かない 2 寝タバコやタバコの投げ捨てはしない
3テンプラを揚げているときは、その場を離れない 2 風の強いときは、たき火をしない
4 子供には、マッチやライターでは遊ばせない 5 電気器具は正しく使い、たこ配線はしない
7 ストーブには、燃えやすい物を近づけない
と書かれている。
・防火ポスター作品の展示
新潟市防災連合協議会では、新潟市内の小学生から火災予防を啓発するポスターを募集した。
全155作品の中から最優秀賞1点、優秀賞作品2点、入選作品3点を発表した。
最優秀賞及び優秀賞の作品は、当協議会のオリジナルポスターに採用された。
応募作品は、11月8日から11月15日まで新潟市民プラザ―NEXT21ビルの6階ミニギャラリーに展示される。
・住宅用火災警報器
住宅用火災警報器の設置は2011年6月から全ての住宅に義務付けられた。
消防庁の発表によると2012年6月時点での新潟県の住宅用火災警報器の設置率は80.8%と前年同期より20.7ポイント増えた。
2008年の調査開始以来、初めて全国平均77.5%を上回った。
2012年6月時点での新潟県内19消防本部の単位の設置率は高い順位は、
・最高が阿賀町の93.1%(前年同期比19.0ポイント増)
・次いで小千谷市の93.0%(前年同期比15.7ポイント増)
・十日町地域(十日町・津南町)90.0%(前年同期比15.7ポイント増)
など。
新潟市は85.1%で前年同期比31.2ポイント増。
一方で一番低い地域は、見附市の66.5%(前年同期比3.2でイント増)で、県内平均より下回っている。
県によると、2006年3月からことし10月までに、石油ストーブの上に衣類が落ちたりコンロを消し忘れたりした際、警報器が鳴ったことで火災を防ぐことができた例は約140件に上る。
県消防課は、「逃げ遅れが懸念される高齢者世帯では特に住宅用火災警報器の設置が大切。」と呼びかけている。
・わが家の火災予防
・住宅用火災警報器の設置
夫婦二人暮らしのわが家は、2009年3月住宅用火災警報器を設置し火の元に注意している。
・暖房は灯油からガスに変更
ホームセンターからの灯油の搬送と暖房器具への給油の手間を省くため2009年の冬からガスに変更した。
・電気コタツからガス温水床暖房に変更
・石油ファンヒーターやガスストーブからガス温水ルームヒーターに変更
・ガステーブルは自動消化機能付きに
年齢とともに物忘れが・・・。
安全を先取りしガステーブルは自動消火機能付きに買え変えた。
・コンロの消し忘れ消火機能付き
約120分間連続使用すると、消し忘れ機能がはたらき自動消火
・鍋無し検知機能
点火している状態で鍋を離すと、まず中火になり、それから1分後に自動消火
・揚げ物調理時に油が約250度になったとき自動消火
・鍋の焦付きを感知したとき自動消火
・煮こぼれで火が消えたとき自動消火
・感震停止機能
震度4相当の揺れを感知して自動消火する。
自動消火した場合は、消音ボタンを押さないと5分おきにブザー音が「ピー」と鳴る。
立冬も過ぎ暖房が恋しい季節となった。
高齢化で物忘れが進み、火の元の消し忘れも・・・。
火気の取り扱いに十分注意し、住宅用火災警報器の設置で火災予防に努め、わが身と財産を守ろう。
火の元大丈夫か・・・ (イラストを模写)