大相撲九州場所始まる

kanazu362012-11-11

11月4日、長岡市小国支所に幕末から明治時代にかけて
活躍した小国出身の2力士、6代目柏戸と6代両国をたたえる
顕彰碑の除幕式が行われた。
きょうから1年納めの大相撲九州場所が始まる。
秋場所で全勝優勝した大関日馬富士横綱に昇進した。
大相撲で東西両横綱がそろうのは2010年の初場所以来、16場所ぶり。
九州場所や大相撲界の話題などを新聞から拾った。
・東西横綱の名前が番付に
 ・新横綱日馬富士
  日馬富士は2場所連続全勝優勝で5年ぶりの新横綱となった。(第70代横綱
  土俵入りは横綱白鵬と同じ不知火型。
  東西の横綱が同時期に同じ型の土俵入りをするのは史上初めて。
  九州場所で新横綱としてどんな成績を残すか。
 ・先輩横綱白鵬
  横綱白鵬の一人横綱時代は16場所(平成22年3月〜秋場所終了時)で終わった。
  秋場所で優勝を逃し、3場所も優勝から遠ざかるのは横綱に昇進後初めて。
  2場所連続全勝優勝した日馬富士の陰に隠れ、最近の存在感はこれまで以上に薄い。
  今場所は横綱貴乃花と並ぶ優勝回数記録を破り、単独史上5位となる23度目の優勝を目指す。
  1年納めの九州場所で先輩横綱としての意地を示すことができるか。
・3大関がかど番で迎える九州場所
 今年5月の夏場所で始まった史上最多の6大関時代は、日馬富士横綱昇進であっさり終わった。
 5大関がしのぎを削る九州場所
 九州場所は、把瑠都琴奨菊琴欧洲の3大関がかど番で迎える。
 日本相撲協会によると「3大関がかど番といのは初めて」と。
 把瑠都琴奨菊は初のかど番で琴欧洲は5度目。
 秋場所を怪我で途中休場した3大関九州場所ではどんな活躍でかど番を脱出するか。
 ファンは、かど番大関の活躍と日本人力士大関稀勢の里の初優勝を期待するのだが。
・若者の相撲離れ「年間新弟子数が過去最小と力士の総数減」
 ・年間新弟子数が過去最小
  大相撲で今年の年間新弟子数が過去最少を記録した。
  10月31日、九州場所の新弟子検査(11月1日検査、初日合格発表)の申し込みが締め切られ、同場所最少の1人となった。
  九州場所の新弟子検査で一人が合格しても今年は56人。
  1958年の6場所制施行後では昨年の60人に続き、2年連続で過去最少を更新する。
  年間新弟子数の最多は1963年の250人だが、近年は2006年から100人割れが続くなど減少傾向。
 ・力士の総数が減り続ける
  新弟子の減少で力士の総数も減り続ける。
  年6場所制後の最多は1994年夏の943人だが、今場所は秋より18人減の623人。
  歯止めがかからなければ、585人だった1979年春以来の600人割れや、1973年初の566人という最少記録の更新もあり得る。
・相撲界の底辺拡大を目指し
 ・貴乃花部屋若手力士と強豪高校との試合
  大相撲の貴乃花親方(元横綱)が中心となって企画した若手力士とアマチュア相撲の強豪高校との合同大会が10月20日、宮崎県椎葉村で開催された。
  プロ側の呼び掛けによる画期的な交流戦で、底辺拡大や相撲人気回復のきっかけとするのが狙い。
  「プロ、アマに関係なく相撲人を増やすのが私の使命」という貴乃花親方に賛同し、全国高校総合体育大会常連の埼玉栄鳥取城北、文徳(熊本)と大相撲界からは貴乃花部屋立浪部屋の幕下以下の力士が各部屋で2チームをつくり、3校を合わせた全7チームで総当たり戦を実施した結果、埼玉栄が6戦全勝で優勝した。
 ・プロ野球界から新弟子募集
  プロ野球で戦力外となった選手を対象とした「12球団合同トライアウト」(入団テスト)が11月9日Kスタ宮城で行われ56人が参加した。
  10月21日に千葉県鎌ケ谷市でも行われる。
  大相撲の峰崎部屋が異例のスカウト活動に打って出た。
  11月8日、大相撲の峰崎部屋がプロ野球戦力外通告を受けた選手が対象の12球団合同トライアウトで、参加者に相撲へ
の転向を呼びかける新弟子募集のチラシ各100部を配布すると発表した。
  プロ野球選手たちの反応は・・・。
外国力士が活躍する大相撲の世界。
新弟子の減少で力士総数が年々減少して行く。
相撲界の人気回復には、日本人力士の優勝と活躍が不可欠なのだが・・・。
九州場所の優勝力士は・・・ (イラストを模写)