春の開花を楽しみに苗と球根を植える

kanazu362012-12-01

きょうから12月、新潟地方気象台によれば新潟県内は平地でも
1日昼前から雪が降り2日朝にかけて積雪が予想されると。
いよいよ雪の季節の到来である。
新潟市中央区の食育花育センターには、クリスマスを前に冬を彩る赤と緑の色鮮やかなホインセチアやシクラメンや葉がツリーのような形をしたコニファーなどの花約600鉢が展示されている。
冬を前に来春の開花を楽しみに、雪割草の苗植えとスイセンやチューリップの球根を植える話題が新聞に。
・雪割草の苗を植える
 ・県庁の森
  10月27日、雪割草の愛好家らでつくる「新潟県雪割草連合会」やボランティアの家族連れなど約70人が、新潟県の草花に指定されている雪割草を新潟市中央区の県庁敷地内にある「県庁の森」に雪割草の苗木1500株を植栽した。
  植栽は今年で4回目。
  県庁の森には1996年ごろに数千株植えられたが、盗掘などで年々数が減っている。
 ・村松愛宕山の遊歩道
  11月4日、村松雪割草の会の人たちが、五泉市村松公園内の愛宕山遊歩道近くの斜面などに雪割草の苗木3万株を植栽した。
  愛宕山を雪割草の群生地にすることを目指しており活動は今年で10年目
  同会では公園近くの愛宕中学校脇のビニールハウスで雪割草の苗を育成している。
・球根を植える
 ・道の駅「阿賀の里」で園児がチューリップの球根を植える
  11月28日阿賀町の町立わかば保育園の園児約50人が、阿賀町石間の道の駅「阿賀の里」でチューリップの球根約2000個を植えた。
  また、この日、園児たちは保育園で育てたコイの稚魚約30匹を阿賀の里内の池に放した。
 ・信濃川にやすらぎ堤にチューリップの球根を植える
  10月9日万代長嶺小学校の3・4年生の児童約120人が、信濃川やすらぎ堤右岸にチューリップの球根を植えた。
  信濃川やすらぎ堤のチューリップの球根を植えは、新潟市が主催する秋の恒例行事。
  ことしも周辺の8小中学校が11月下旬までに信濃川両岸のやすらぎ堤に約5万球を植える。
  花が咲くのは来年の4月下旬。
 ・新津川の両岸に水仙の球根を植える
  旧新津市(現新潟市秋葉区)の住民グループ「新津川水仙物語」やコミュニテイ協議会が、新潟県や市の補助金と企業の寄付金を活用して2年前から、新津川の堤防に水仙の球根を植える活動を進めてきた。
 今年は区内外から約250人が参加し、秋葉区の中心部を流れる新津川の両岸に球根約1万4000球を植えた。
・番外:無花粉スギ初の植林
 花粉を出さない「無花粉スギ」を種子から大量生産する技術を全国で初めて確立した富山県で11月10日、苗の植林が始まった。
 同県森林研究所によると、住宅用の木材など林業用として本格的に植林を始めたのは全国初という。
 無花粉スギは1992年、国内で初めて富山市内の神社で原木が見つかり、同研究所が研究を開始。
 原木をもとに品種改良を重ねて、2008年に優良な無花粉スギの生産技術を確立。
 2009年から、苗の大量生産を進めていた。
 植林は同県立山町の山林で始まり、森林組合の関係者らが広さ約1500平方メートルの伐採跡地に、約30〜60センチに育った苗300本を植えた。
 県は今年度内に県内4森林組合などに苗を出荷し、約2万3000平方メートルの山林に計4700本を植林する方針で2016年以降は県外への出荷も予定している。
毎年春には、県庁の森や村松愛宕山の遊歩道の雪割草と信濃川にやすらぎ堤のチューリップや新津川の水仙の花を楽しむ。
今から花の咲くのが待ち遠しい。
園児たちがチューリップの球根を植える (イラストを模写)