大相撲初場所始まる

kanazu362013-01-13

巳年の新春を飾る大相撲初場所がきょう13日から両国国技館
始まる。
初場所の話題と大相撲界の話題を新聞などから拾った。
・東西横綱白鵬日馬富士
 東西の横綱国技館そろう土俵入りするのは、2010年の白鵬朝青龍以来3年ぶり。
 ・横綱白鵬
  一昨年秋場所以来の東京開催での優勝を狙う白鵬
  初場所優勝すると2場所連続24度目となり、優勝回数は北の湖並び史上4位の記録となる。
 ・横綱日馬富士
  2場所連続の全勝優勝で横綱に昇進した日馬富士
  昨年の九州場所は11日目以降に5連敗を喫し、9勝6敗の不成績に終わった。
  九州場所の不振で横綱審議委員会から批判が続出した。
  横綱2場所目の初場所は、2場所連続全勝優勝した時のようなスピード感あふれる力強い相撲が甦るか。
大関稀勢の里の初優勝は 
 大関として2年目を迎える稀勢の里
 188センチ、173キロの体格は外国勢と比べても見劣りしない。
 大関昇進後の昨年の成績は、11勝・9勝・11勝・10勝・10勝・10勝だが、11日目以降の成績が、3敗・2敗・3敗・3敗・4敗・2敗と負けが込み優勝には届かない。
 昨年5月場所は、11日目まで1敗で優勝戦線のトップに立ち、ファンは初優勝かと期待したが12日目からの3敗で初優勝の夢は消え11勝4敗で終った。
 7月に27歳となり、そろそろファンは初優勝を期待するのだが。
・東西関脇豪栄道把瑠都
 ・関脇豪栄道
  昨年9月場所は、8勝7敗・11月場所は、11勝4敗と関脇になり始めて2桁の10勝台の乗せ一躍大関候補1番手に浮上した。
 今場所の成績次第では大関への足掛かりが。
 ・関脇把瑠都
  昨年秋場所九州場所を怪我で途中休場し、大関から陥落した把瑠都
  初所は10勝すれば大関に復帰できる。
  1月7日の横綱審議委員会の稽古総見も「万全じゃないから無理したくない」と参加を見送った。
  怪我を克服し力強い相撲で大関復帰への10勝を目指す。
・名門二所ノ部屋が消滅
 大相撲で史上最多の優勝32回を誇る横綱大鵬ら数々の強豪力士を生んだ二所ノ関部屋が、初場所を最後に閉鎖されることが1月9日、分かった。
 師匠・二所ノ関親方(元関脇・金剛、64)が昨秋から頭部の疾患により長期入院中で、部屋の運営が難しい状態となっていた。
 後継者探しを断念し、角界屈指の名門が消滅に追い込まれた。
 同部屋は大鵬のほか、戦前の土俵に君臨した横綱玉錦佐賀ノ花大麒麟の両大関、後にプロレスラーとして大活躍した関脇・力道山や幕内・天龍らを輩出。
 「土俵の鬼」と呼ばれた元横綱の初代・若乃花横綱玉の海大関・琴ケ浜も入門から、しばらく在籍した。
 11月の九州場所を最後に定年退職する二所ノ関親方をはじめ、北陣親方、湊川親方(元小結・大徹)、富士ケ根親方(元小結・大善)の部屋付き親方3人は、同じ二所ノ関一門の松ケ根部屋などへ転籍する予定。
 二所ノ部屋の三段目以下の力士3人は引退する見込みで、部屋には、ほかに行司と床山が1人ずつ在籍している。
・新弟子検査と話題の新弟子
 大相撲初場所の新弟子検査が12月26日、両国国技館内の相撲診療所で行われ16人が受検した。
 167センチ以上、67キロ以上の体格検査には全員がパス、内臓検査などの結果を待って合格者は1月13日の初日に発表される。
 阿武松部屋に入門した打越奎也はこの秋の国体少年個人で優勝、青森・三本木農高を1年で中退してプロ入りした。
 この他にも来年に独立する大島親方(元横綱武蔵丸)の内弟子として入門する亜細亜大野球部4年の森宗順平(藤島部屋)や高校相撲の強豪・鳥取城北高の石浦外喜義監督の長男で、日大相撲部出身の石浦将勝宮城野部屋)らが受検した。
年寄名跡の「借株」禁止
 日本相撲協会の役員以外の親方衆で構成する年寄会は1月9日、東京・両国国技館で臨時総会を開き、公益財団法人認定に向けて年寄名跡の扱いを議論し、名跡を所有する他の親方や現役力士から名跡を借りる「借株」を、新法人では原則的に禁止することで合意した。
 協会は理事会を経て正式に決める。
 現時点で借株の親方に、移行期間として3年の猶予を与える案もまとめた。
初場所の優勝は、大関稀勢の里の初優勝は、関脇豪栄道大関への足掛かりは、関脇把瑠都大関復帰は、などと初場所は話題が盛り沢山だ。
テレビで相撲観戦 (イラストを模写)