テレビと白物家電

kanazu362013-02-01

きょう2月1日は、日本で初めてテレビ放送が開始されてから
60年となる。
テレビと白物家電などの話題が新聞に。
・日本でのテレビの放送開始
 1953(昭和28年)2月1日午後2時、NHKテレビの本放送が始まった。
 開局の第1声は、「JOAK−TVこちらはNHK東京テレビジョンであります」。
 当時の受信契約数は866で受信料は月200円。
 日本初の民放テレビ局・日本テレビは、同年8月28日に開局した。
・テレビと白物家電
 1月22日電子情報技術産業協会(JEITA)が、2012年のテレビと白物家電の国内出荷額を発表、白物家電が10年ぶりにデジタル家電を逆転した。
 昨年1年間のデジタル家電の国内出荷額は、前年同期比43・0%減の1兆6054億円だった。
 薄型テレビの販売不振に足を引っ張られ、13年ぶりに2兆円割れとなった。
 この結果、白物家電が10年ぶりにデジタル家電を逆転した。
・テレビ国内出荷落ち込み最大
 国内で去年出荷された薄型テレビの台数は、地上テレビ放送のデジタル化に伴う買い換え需要が大きく減少したことから、前の年を67%下回り、統計を取り始めて以来、最大の落ち込みとなった。
 電機メーカーなどで作る「電子情報技術産業協会」によると、先月、国内に出荷された薄型テレビの台数は、全国で85万3000台となり、前の年の同じ月に比べて46%減った。
  その結果、去年1年間に国内に出荷された薄型テレビは合わせて645万3000台にとどまり、前の年を67%下回った。
  大型家電販売店では、家電エコポイント制度や地上デジタル放送完全移行があって、2011年、2012年3月期はバブルで、テレビは5年分を売り、4、5年は売れないだろうと。
白物家電
 白物家電とは、家事などの一般の生活で使用する家庭用電化製品のことで、家庭用の電化製品の筐体の色が、白色が多かったことから一般的にこのように呼ばれるようになった。
 掃除機、洗濯機、冷蔵庫、エアコン、電子レンジ、炊飯器など。
 エアコンや冷蔵庫など白物家電の2012年の国内出荷額は、前年に比べて0,4%減の2兆1943億円で白物家電が10年ぶりにデジタル家電を逆転した。
・テレビ市場の活性化は高画質テレビ「4K」で
 4Kテレビとはとは、フルハイビジョンの4倍の画素数がある超高画質が売りのテレビのこと。
 総務省は次世代の高画質テレビ規格「4K」の放送開始時期について、当初予定していた平成28年から2年程度前倒しし、平成26年夏の開始を目指す方針を固めた。
 2014年7月にブラジルで行われるサッカーワールドカップ(W杯)決勝トーナメントに間に合わせ、次世代テレビの需要を喚起したい考え。
 地上デジタル放送の移行が終わった後、低迷が続いているテレビ市場を活性化させる狙いもある。
 日本が優位性を持つ高画質技術の早期実用化を図り、韓国などとの競争が激化していることから前倒し方針を決めた。
・番外:わが家の地デジ化と液晶テレビ 
 わが家では、トリノオリンピックを地デジで観るために2006年2月3日に、32型ハイビジョン液晶テレビを20万円台で買った。
 薄型テレビが売れない現在32型ハイビジョン液晶テレビが大型家電店で3万5000円の安さで売られている。
 買ったばかりの地デジでトリノオリンピックを見、荒川静香選手がフィギアスケートで金メタルを獲ったシーンが今でもはっきりと記憶に甦る。
テレビも白黒からカラーへ、そして現在は薄型のデジタルテレビに。 
間もなく「4Kテレビ」の時代に・・・。
このテレビは (イラストを模写)