春の足音はハウス内の花から

kanazu362013-02-13

新潟地方気象台は2月7日、新潟県を含む北陸地方に「春1番」
が吹いたと発表した。
立春も過ぎ新潟県内もあちこちから花の便りが届き、春の足音も
日増しに大きくなってきた。
・ビニールハウスの中で出荷を待つ花
 ・プリムラ
  新潟市南区白根の園芸農家のビニールハウスの中は、早春にかれんな花を咲かせるプリムラの鉢植えがずらりと並び、出荷の最盛期を迎えている。
  プリムラは寒さに強いのが特徴で、赤や黄色のほか、ピンクや白模様が入った花を咲かせる。
 ・ストック
  長岡市寺泊地区野積の園芸農家のビニールハウスの中で、色が豊富でブライダル用の切り花として人気の赤や白、紫など色鮮やかなストックの花が咲いている。
  ストックは寒さに強く、秋から冬にかけて咲く。
  花は、主に県外に向け2月下旬ころまで出荷される。
・バレンタイン―デーに花を贈ろう
 2月14日のバレンタインデー。
 新潟市では「男性から女性へ花を贈る2月14日」にしていこうとする「フラワーバレンタイン」の取組みを行っている。
 新潟市中央区清五郎の新潟市食育・花育センターに、フラワーバレンタインPRコーナーを設置し、チューリップのアレンジメント展示やフラワーバレンタインの紹介展示を行っている。
 新潟市はチューリップの切花出荷量が日本一。
 特に2月は出荷最盛期で、色とりどりのチューリップが全国に向けて出荷されている。
 チューリップの花言葉は「愛」で、女性が贈られたい花のアンケートでも上位にランクされている。
 新潟市江南区の花卉卸売業者「新花」と小売業者、JA、新潟県新潟市などでつくる「にいがた花推進委員会」では、「フラワーバレンタイン」に、美しいチューリップを大切な人に贈り、あなたの「想い(愛)」を伝えてみませんかとPRする。
・庭のロウバイの花が咲く
 わが家の冬の庭も立春が過ぎ、ロウバイのつぼみもふくらみ黄色い花が咲き始めた。
 つぼみがふくらみ始めるとヒヨドリがつぼみを食べに毎日のようにやってくる。
 木の下にはヒヨドリが食べ散らしたつぼみが落ちている。
 あれ!またつぼみが食べられた。
・番外:ハウス内で冬のイチゴ狩り
 新潟市南区観光農園白根グループガーデンでは、真冬でもハウス内で「冬のイチゴ狩り」ができる。
 同園では1月下旬から冬のイチゴ狩りを始めた。
 天候不順で生育が遅れのため、恒例となっている食べ放題は2月中旬からの予定とか。
雪国新潟にも一足早い春の便りがハウス内から届く。
真冬でもイチゴ狩りが (イラストを模写)