天神様と天神講

kanazu362013-02-15

2月25日は学問の神様菅原道真公の命日である。
昔から燕市では、「学問の神様」である菅原道真公の命日を偲ぶ
「天神講」が行われてきた。
天神講を前に燕市分水の道の駅国上で「越後つばめ天神講」が
開催されていたので2月10日見てきた。
・天神様
 学問の神様菅原道真公を祀る全国の菅原神社(天満宮)には、今年も多くの人が合格祈願で参拝し絵馬を境内に飾る。
 燕市には、天満宮は2カ所ある。
 ・同市宮町の戸隠神社境内にある戸隠天満宮
 ・同市吉田下町の吉田天満宮
・学問の神様といわれる菅原道真
 菅原道真:承和12年(845)6月25日―延喜3年(903)2月25日。
 日本の平安時代の貴族、学者、漢詩人、政治家。
・天神講
 天神講とは、菅原道真の命日にあたる2月25日(あるいは毎月25 日)に行われる天満天神の祭り。
 燕市では、昔から「学問の神様」である菅原道真公の命日(2月25日)に菅原道真公を偲び、天神様が描かれた軸を飾り、子供の成長を願ってお菓子などを供える天神講が行われていた。
 燕市では「学習ノート」や「習字」それに「粉菓子」や「金花糖」でつくった天神様や鯛、エビ、鶴、亀、松竹梅など色々な果物の形をしたお菓子をお供える。
 天神講のお菓子を食べると“勉強ができるようになる”言い伝えもある。
 道の駅国上では、天神講菓子展が開催され天神様の掛軸が掛けられ粉菓子や金花糖など40種類が飾られ販売されている。
 ・粉菓子(もち米をひいた粉などで作られた粉菓子)
 ・天神様 ・鯛 ・エビ ・松 ・竹 ・梅 ・亀 ・鶴 ・バナナ ・桃 ・ブドウ ・筍 
 ・金花糖(水あめと砂糖を煮詰めて乾燥させた金花糖)
 ・天神様 ・エビス様 大黒様 ・布袋様 ・福助 ・鶏(ツガイ) ・ダルマ ・円
 ・犬 ・招き猫
・越後つばめの天神講
 新潟県の家庭での「天神講」は、富山の「薬売り」が広めたといわれている。
 燕市では、昔から「学問の神様」である菅原道真公の命日(2月25日)に菅原道真公を偲び、天神様が描かれた軸を飾り、子供の成長を願ってお菓子などを供える天神講が行われていた。
 燕市の渡部地区には天神様を奉る菅原神社があり、今でも組ごとに天神講を行う風習が続いている。
・親子で天神講を楽しむ
 ・天神講お菓子色付け体験教室
  道真公の姿をしたお菓子(金花糖)に好きな色で絵付けを体験する体験教室が開かれ多くの親子連れが参加者した。
  参加者は、講師である菓子店舗の職人の指導を受けながら無地の天神様に思い思いの色を付けみごとな天神様に仕上げる。
 ・菅原道真公を作ろう 
  参加者が和紙を折ってオリジナルの天神様を作り色紙に貼り完成させる。
道の駅国上は、菅原道真公の命日を偲ぶ天神講で大賑わい。
天神様に色付けたよ (イラストを模写)