ひな祭りとひな人形作品展

kanazu362013-02-17

3月3日の桃の節句を前に新潟市南区役所の2階ロビーに
飾られたハナモモの花が満開で見ごろを迎えている。
ひな祭りが近づき、街のあちこちからひな人形飾りの便りが届く。
陽気に誘われハナモモの花とひな人形作品展などを見てきた。
・ロビーにハナモモの花(新潟市南区:南区役所・2月14日) 
 新潟市南区役所の2階ロビーに飾られたハナモモの花(高さ約2.5m)は、今が満開で見ごろ。
 ハナモモの展示は、果樹だけでなく新潟県内有数の花の産地でもある南区をPRしょうと、区産業振興課が昨年に続いて企画した。
 花を育てたのは同区清水の農業笠原実(63)さん。
・ひな祭り
 毎年3月3日に雛人形を飾り、桃花や雛菓子を供えて、白酒で祝う習俗で、「桃の節供」ともいう。
・ひなまつりの由来
 もともと「ひな」というのは、女子が人形遊びなどに使ったもので、平安時代には立ちびなだったものが、室町以降座りびなとなり、今のようなひな人形が作られるようになったのは近世中期以後。
・男雛と女雛の並べ方
  雛人形展を見ると男雛と女雛の並べ方が左右逆のものがある。
  雛まつり豆知識に「男雛と女雛の並べ方が正しいのはどちらか」が出ていた。
  古来は、向かって左が女雛、右が男雛でした。
  その後、昭和天皇の即位の祭、両陛下が「左に天皇、右へ皇后」と並ばれたのがきっかけとなり、逆の配置(関東風)も生まれた。
 しかし、現在でも伝統を継承する京都では、向かって「左が女雛、右に男雛」とするところが多い。
・ひな人形作品展
 ・古布を生かしたひな人形作品展(新潟市西蒲区巻:ギャラリー野衣・2月14日)
  会場には古くなった着物を使った手作りのひな人形が約60点飾られている。
  ひな人形は、綿棒の棒に紙を巻きつけ、人形の体を作り、古布などを着せて作った。
 ・着物生地を再利用したひな人形作品展(弥彦村:ギャラリーはえゆ・2月14日)
  会場には新潟県内の女性6人が、華やかな着物生地を再利用して作ったひな人形や干支のヘビなどの作品約100点が飾られている。
・番外:ひな壇をかたどった巨大な赤いボードに願いを
 3月の桃の節句を前に、新潟市中央区朱鷺メッセ2Fアトリウムのガラス面に巨大な赤いボードのひな壇がお目見えした。
 赤いボードの大きさは、幅12m・高さ1.3m。
 巨大ひな壇は、訪れた人々が願い事をシールに書き込んで張り付けられるようになっており「志望校合格」などの言葉が書き込まれている。
 巨大ひな壇は、朱鷺メッセを管理する新潟万代島総合企画したもので、ひな壇に約千枚のシールを張ることがでる。
街を歩き、桃の花や桃の節句のひな人形などを見て楽しんでは。
親子でひな祭りを (イラストを模写)