大相撲春場所始まる

kanazu362013-03-09

明3月10日から大相撲春場所が始まる。
2月25日に発表された新番付を見ると、東西横綱が入れ替わり
横綱日馬富士が初の東横綱に就き、横綱白鵬が2010年初場所
以来の19場所ぶりの西横綱となった。
東正位に座った稀勢の里の初優勝はあるか、また、大関とりへの再スタートとなった関脇豪栄道の活躍は。
春場所の話題などを新聞などから拾った。
・東西横綱の対決
 横綱2場所目で全勝優勝し東正横綱の番付に名を連ねた日馬富士
 初場所を12勝3敗と、不本意な成績で終わった西横綱白鵬賜杯奪回を目指し、北の湖並ぶ史上4位の24回目の優勝を目指す。
・日本人期待の力士大関稀勢の里と関脇豪栄道
 ・大関稀勢の里
  日本人力士大関稀勢の里に毎場所ファンは、初優勝と綱とりを期待するのだがこれまでは期待外れに終わる。
  今場所東正位に座った稀勢の里の初優勝はあるか。
  稀勢の里大関昇進後1桁勝利が1度だけと大きくは崩れない。
  大関昇進後の昨年の成績は、11勝・9勝・11勝・10勝・10勝・10勝で、今年の初場所も10勝5敗だった。
  だが、11日目以降の成績が、3敗・2敗・3敗・3敗・4敗・2敗と負けが込むパターンが続く。
  今年の初場所も11日目以降の成績が、3敗と同じパターンで優勝には届かなかった。
  188センチ、173キロの体格は外国勢と比べても見劣りしない稀勢の里
  いつ優勝してもおかしくないなのだが。
 ・関脇豪栄道
  大阪出身で6場所連続関脇の豪栄道
  昨年の11場所で11勝4敗の成績で先場所は大関とり足固めの場所として期待されたが、プレツシャーに負け8勝7敗の成績に終わり大関とりは振出しに。
  再スタートとなる今場所は、2桁勝利を挙げ大関とり足固めの場所に。
旭天鵬高見山超え外国出身力士最多出場
 現在、通算出場1646回で米ハワイ出身で歴代4位の高見山の1654回にあと「8」と迫っており、順調に土俵を務めていけば、9日目に記録を塗り替えることになる。
 通算勝利数では昨年秋場所高見山の812勝を抜き、外国出身最多となった(現在は7位の828勝)。
 また、15日間出場すれば、幕内出場1260回で歴代5位の琴ノ若(現・佐渡ケ嶽親方)に並ぶ。
春場所の新弟子検査受験者数は39人
 2月28日日本相撲協会は、春場所の新弟子検査受験者数は昨年比5人増の39人と発表した。
 受験者数が増加は3年ぶり。
 八百長問題が起きた一昨年が36人、昨年は34人で、義務教育修了が受検資格に定着した昭和48年以降での最少記録を2年連続で更新していた。
 受検者には、昨年のアマチュア横綱で幕下10枚目格付け出しの承認を得ている日大4年の遠藤聖大(石川県出身、追手風部屋)も含まれている。
・故元横綱大鵬関に国民栄誉賞を授与
 2月25日、大相撲の元横綱大鵬で1月に72歳で亡くなった故納谷幸喜氏に国民栄誉賞授与された。
 授与式で、安倍晋三首相が「昭和の大横綱として相撲界に輝かしい功績を残されるとともに、多くの国民が憧れ、愛される国民的な英雄として社会に明るい夢と希望と勇気を与えました」と称賛、史上最多32回の優勝などを成し遂げた偉業をたたえた。
 授与式では、横綱白鵬関も納谷さんの遺影を持って遺族とともに出席した。
・番外:放駒前理事長(元大関魁傑)が65歳の定年
 日本相撲協会の放駒前理事長(元大関魁傑)が、65歳となり1月の初場所で定年を迎えた。
 理事長の在任期間は1年半足らずであったが、
 ・2011年2月に大相撲の根幹を揺るがす八百長問題が発覚
 ・不祥事では史上初の本場所中止を決め、25人もの力士や親方を角界から事実上追放
 ・現在の相撲協会が抱える最大の懸案、公益財団法人移行に向けた組織改革にも着手、高額で売買されてきた年寄名跡問題にもメスを入れた
日本人力士の最後の優勝は、2006年初場所大関栃東
春場所で日本人力士の優勝が見られるか。
春場所の優勝力士は (イラストを模写)