マンガの家オープンと田んぼアート

kanazu362013-03-13

新潟市は「マンガ王国新潟」を広く全国にPRするため
新潟市中央区古町通6番町に新しく「マンガの家」を2月23日
オープンさせた。
古町には既に「水島新司マンガストリート」がある。
古町を歩き、「マンガの家」と「水島新司マンガストリート」を見てきた。
・マンガの家オープン
 新しくオープンした「マンガの家」は、古町通6番町通の裏側の新古町版画通にある。
 1階の「ギャグマンガゾーン」には新潟ゆかりのマンガ家作者コーナーとなっており、赤塚不二夫さんの代表作「おそ松くん」「ひみつのアッコちゃん」「天才バカボン」「もーれつア太郎」の作品が紹介されている。
 他にも新沢基栄さん(柏崎出身)の「3年奇面」「ボクはしたたか君」とえんどうコウイさん(白根出身)の「アノアノトンがらん」などの作品も紹介されている。
 2階は、安田弘之さん(巻町出身)の「寿司ガール」原画展が開催されている。
 マンガの家オープンに合わせ新潟市とすし組合新潟中央支部の20店舗が、安田さんの代表作「寿司ガール」に登場したネタを味わえる「寿司ガールセット」を提供する。
 提供期間は4月23日まで。
・新潟古町マンガストリート
 新潟市古町5番町は通称「ふるまちモール5」と呼ばれる。
 駐車場に大きな看板が掲げられている。
 「ふるまちモール5」入口の駐車場に「水島新司マンガストリート」と大きな文字で、書かれた看板がある。
 看板には、「野球マンガの巨匠水島新司先生は新潟市の出身。青春時代には古町に遊びに来ることも多かったようです。
 その水島先生が生み出した数々の人気キャラクターが、等身大の銅像となって、アートな街宣言のシンボルとして古町5番町に登場しました。
 躍動感あふれる人気キャラクターの迫力をお楽しみ下さい。」
と書かれている。
 銅像は7体で展示位置も示されている。
 ・岩鬼正美「ドカベン」 ・殿馬一人ドカベン」 ・岩田鉄五郎野球狂の詩
 ・水原勇気野球狂の詩」 ・山田太郎ドカベン」 ・里中 智「ドカベン
 ・影浦安武「あぶさん」 
 白山神社方向から旧大和デパート方向にゆっくりと歩き銅像を見た。
・番外:優秀賞に輝く燕の「田んぼアート
 2007年から燕市と地元農家とJAなどでつくる「市景観作物推進協議会」主催の「田んぼアート」が、燕市大保で毎年開催され今では夏の風物詩となっている。
 農村整備のPR活動を表彰する2012年度の「農業農村整備事業広報大賞」で、燕市景観作物推進協議会の田んぼアートが、大賞に次ぐ優秀賞に選ばれた。
 広報大賞は、国や農業土木関連の民間事業所などでつくる全国農村振興技術連盟が主催するもので、今回が22回目となり全国から67点の応募があった。
 過去6年の作品は 
 ・2007年:ひと ものづくり つばめ  (弥彦山・国上山・西川) 
 ・2008年:あいはぐくむまち つばめ (良寛とこどもたち)
 ・2009年:つばめにようこそ (トッキッキ)
 ・2010年:かがやくまち つばめ (つば九郎
 ・2012年:伸びゆく つばめ (昇り龍)
 ことしはどんなデザインの田んぼアートが登場するか今から楽しみだ。
新潟市は、平成23年度に策定した「マンガ・アニメを活用したまちづくり構想」に基づき「マンガの家」と「マンガ・アニメ情報館」の両施設に、平成25年度は2億4563万円の予算を計上した。
「マンガアニメ情報館」は5月上旬に新潟市中央区八千代の「万代シテイBP2」の1階に開設する予定。
新潟市は「水島新司マンガストリート」と「マンガの家」と「マンガアニメ情報館」の3本柱で「マンガ・アニメのまちにいがた」の魅力を全国に広く発信していきたいと意気込む。
懐かしいマンガの主人公に (イラストを模写)